ゆばの製造・販売
バーテックの清掃用ブラシは
どれも洗浄力が高くて長持ちしてくれます。
株式会社比叡ゆば本舗ゆば八 様
ゆば発祥の地である比叡山延暦寺の御用達、株式会社比叡ゆば本舗ゆば八では、「デッキブラシ」や「衛生管理用ほうき」といったバーテックの清掃道具を数多く導入しています。そこで今回は、バーテックのブラシの数々を導入するに至った経緯や、その使い心地、導入後の率直な感想などを、代表取締役の八木様、工場長の鈴木様、課長の辻様、係長の山口様に伺いました。(以下、敬称略)
Q)株式会社比叡ゆば本舗ゆば八の主な業態を教えてください。
辻課長:比叡山延暦寺の御用達もさせていただいている、昭和15年創業の「ゆば」専門メーカーです。一般消費者様向けのゆばだけでなく、業務向けや、生ゆば、乾燥ゆば、細工したゆば、贈答品のゆばなどを製造しております。
八木社長:ゆばと言えば、ルーツが京都というイメージがあると思います。でも、今から1200年前、延暦寺の開祖の伝教大師様が、仏教とお茶とゆばを伝えられた延暦寺は、滋賀県と京都府にまたがっています。比叡山も、ゆば発祥の地なんです。
代表取締役 八木 幸子氏
Q)「比叡ゆば」という名称は、ゆば八さんならではの言い方なのでしょうか?
八木社長:そうです。登録商標でもあります。前社長が、日本一のゆば屋になる為のブランド戦略で、ゆばのルーツである比叡ゆばの名称なんですよ。でも「地名」と「一般名詞」では通常、登録商標は取れません。そのため前社長の時は、登録商標を取れず、私の代でやっと取得する事が出来ました。
Q)どのようにして登録商標を取得したのですか?
八木社長:まずは、世間にゆばブームを仕掛けるところから始めました。話題をつくり、メディアに取材して頂くことで、市場拡大に務めました。「動く広告塔」として全国へ600回以上は講演しましたね。その記事を抜粋し、厚み5cmくらいのファイルを7冊用意して、全国に広めたという実績を持って特許庁に送りました。その結果、19年前に農水省が例外的に「比叡ゆば」を独自ブランドとして登録する事を認めてくれました。「地名」と「一般名詞」の組み合わせでの認可を貰っている会社は、なかなかないと思います。
Q)「比叡ゆば」と普通のゆばとの違いは、どこにあるのでしょう?
八木社長:シルクのような滑らかさがあるところです。 ゆばは、大豆と水、心、技だけで作られるので、ほんの少しのことで味が変化する繊細なもの。同じレベルのものをご提供し続ける事も難しい事です。それはつまり、他との差別化が難しいという事でもあります。それを、当社ならではの独自技術を駆使する事で、普通は水戻しが必要な乾燥ゆばを、水戻しせず、そのまま料理に使えるほど、滑らかに仕上げているんです。
Q)経営理念について、お教えください。
八木社長:近江商人の理念である「売り手よし」、「買い手よし」、「世間よし」の「三方よし」を、重視しています。社是は、「温故知新、創意工夫、共存共栄」です。「売り手よし」は、世の中にない商品を作る事で適正価格をいただき、商売人本人が喜ぶという事、「買い手よし」は、売る商品を以って買い手を感動させ、そこからリピートへと繋げていくという事です。最後に「世間よし」とは、適正納税であったり、福祉との連携であったり、いわゆる社会貢献をしていこうという事ですね。正直に商売をすれば、販売者も、消費者も、また世間も、すべてが幸せになれるという事、またそれが良い商売であるという考え方です。儲け主義ではない、共存共栄を大切にしているという事でもあります。
Q)ゆば八さんでは、食品衛生管理に関わる取り組みなどはどのように行われているのでしょうか?
辻課長:食品安全にまつわる国際規格である「ISO/FSSC22000」と、安全かつイスラム法で合法な食品である事を示す「ハラール認証」を取得しています。
守山工場 工場長 鈴木 良雄氏(写真左)と生産IG 兼 設備担当 係長 山口 大介氏(写真中央)、品質管理課 課長 辻 直生氏(写真右)
Q)これらを取得しようと思った理由についてお教えください。
辻課長:昨今の食品業界を取り巻く事情が、一番の大きな要因ですね。10年くらい前から、異物や食品事故などに関する消費者の目がどんどん厳しいものへと変わってきました。実際、製造の記録類を、どのように残しているのかを気にされる方も増えてきました。そうした時代のニーズに対応しないと、食品メーカーとしては、支持されないようになっていくと思いました。そういう時代の中で、出来る限りの対応をしていかなければ、企業としてよろしくないという部分から、国際的な基準である「ISO/FSSC22000」と「ハラール認証」の取得に踏み切りました。
「ISO/FSSC22000」(写真左)と「ハラール認証」(写真右)
Q)ご指摘は、一般消費者からが多いのでしょうか?
山口係長:そうですね。卸もやっていますので、業者さんからもそういうお話はいただきますが、一般消費者からの声がかなり多かったです。今期からは大手スーパーチェーンにも流通するようになりましたので、一般消費者の方にお召しあがりいただく機会もより多くなると予想されます。そうした事情もあって、より気を引き締めていかなければと考えています。もちろん、大手の業者さんの場合は、お取引させていただく前の段階から、どういう製造の過程か、食品の衛生管理についてどんな取り組みをしているかをしっかりとチェックされます。「ISO/FSSC22000」や「ハラール認証」があれば、食の安全に取り組んでいると証明する事が出来ますので、そういう意味でも取得する必要性がありました。
「食の安全に取り組んでいるかどうかは、今後の食品工場にとって、非常に重要なことになってくると思います」と山口係長
Q)「ISO/FSSC22000」は国際基準という事もあって、多くの食品メーカーが取得しており、また取得する必要性も高いと思うのですが、「ハラール認証」に関しては、取得されている企業が少ない中で、なぜ取得されたのですか?
鈴木工場長:海外進出を視野に入れた際に、必要性があると考えたからです。イスラム圏、イスラム教徒の方は、全世界に10億人以上にのぼると言われています。そうした方々にも安心して食べていただくためには、「ハラール認証」はどうしても必要だったんです。2020年にはオリンピックもありますので、そうした方々が日本に来られて、安心して日本伝統の食べ物を食べていただけるというのは、PRとしても良いことなのではないかなと思っています。
辻課長:「ハラール認証」は、豚などの忌避される動物を使っていなくて、さらに製造環境が清浄である工場かどうかというのが、取得の大きな条件になります。認証は色んな団体が行っているのですが、その中でも日本でかなり大手の団体に認証いただいています。現在、「ハラール認証」を取得しているゆば工場は、私が知る限り、全国唯一ではないでしょうか。
Q)海外へは既に進出されているのでしょうか?
辻課長:イスラム圏には、まだ進出はしていません。 ただ、乾燥ゆばに関しては、既に問屋を通してアメリカ、ヨーロッパに一部、流通しています。まだまだ量は少ないですが、徐々に増えていっていますね。豆腐などは、既に様々な国で市民権を得てきています。そんな豆腐のようにゆばも、ヘルシーかつ健康に良い食べ物として、もっと発展させられたら、と思っています。
鈴木工場長:豆や豆腐は、海外でもそのままの名前で通用する食品になっているので、そういう点も意識して、海外でも「ゆば」という名前で、名称の登録を行いました。それまでは、「フレッシュ ソイミルク スキン」という言い方をしていました(笑)。
Q)ゆば八さんでは、食品衛生管理について、他にどのような事に取り組んでいらっしゃいますか?
辻課長:一番は、防虫ですね。専門業者にお願いして、工場内外の虫のモニタリングと対策を行っています。また「5S」への取り組みも進めています。整理、整頓、清掃、清潔、躾の「5S」の中でも、特に清掃、清潔という部分は、食品工場にとって非常に重要な考え方ですので。
Q)そうした取り組みは、スムーズに進んでいますか?
辻課長:衛生管理に関するオペレーションや考え方などのソフト面に、まだ課題があるかなと思っています。理想の状態に達するまでは、従業員の教育の徹底など、まだまだやらなければいけない事がありますね。それ以外の設備などのハード部分では、ある程度しっかりした取り組みが出来ているのではないかなと思っています。例えば、ここ守山工場は2014年2月から稼働した新しい工場です。元々国際規格の取得を想定して作った事もあって、「ISO/FSSC22000」や「ハラール認証」の取得は比較的スムーズに出来ました。また、来年で15年目を迎える長浜工場は、滋賀県の自治体が認証しているS-HACCPを取得しています。
Q)従業員教育を行う上で、どんな事が大変ですか?
鈴木工場長:「こうしましょう」と言っても、なかなか浸透しない事ですね。でもそれは従業員が悪い訳ではありません。食品会社での衛生管理は、日常生活とはかけ離れた行動をしなければならないんです。例えば手洗いにしても、何か行動を起こす度に実行しなければなりませんし、決められた手順でしっかり30秒行わなければなりません。毎回、しかも必ず30秒洗うというのは、なかなか習慣になりませんでした。当たり前になってきたのは、本当にここ最近の事です。
「なぜ、30秒間も手を洗わないとダメなのか。その理由からしっかり伝える事で、少しずつ浸透していきました」と鈴木工場長
辻課長:毛髪に関しても、取り組み始めた頃は、従業員の意識を高める事がなかなか出来ませんでした。同じ作業着を着る場合でも、着方によって毛髪が落ちる可能性が大きく変わってきます。襟足が出ていたり、チャックが5cmとか開いていたりしていると、そこから毛が落ちてしまって、最終的に異物混入に繋がる可能性もあります。でもそれも、しっかりチェックする事を続けて、従業員も素直にこっちの指示を聞いてくれた事もあって、今年はまだ毛髪による異物混入は、一件も出ていません。その点は、よくやってくれていると思います。
Q)バーテックのことを知った経緯についてお教えください。
辻課長:私は、元々長浜工場の製造関係を担当していました。その工場で清掃などをする際に、色んなメーカーのブラシを試していました。自分でも実際に現場の作業で使ってみて、その中で「コレは良いな」と思ったブラシが、バーテックさんのブラシだったんです。
「入社して15年くらいは、色んなブラシを試していましたね」と辻課長
Q)現場で使ってみた際に、どこをチェックされるのですか?
辻課長:使い勝手と耐久性ですね。例えばデッキブラシは、ホームセンターで売っているモノだと、使っているとすぐに柄にヒビが入ったり、カビやサビが発生したりして、ダメになってしまうんです。しかしバーテックさんのデッキブラシは、柄が壊れるような事はありませんし、汚れても、薬品ですぐに落とせます。
Q)使い勝手と耐久性以外、例えばコストなどは気にしなかったのですか?
辻課長:コストは、耐久性が高ければ長持ちしてくれて、結局安くなるので、あまり気にしませんでした。たとえモノは安くても、長持ちしてくれないと、何度も交換しなければいけなくて、結局は高い買い物になってしまいますから。
Q)何社くらいのメーカーをチェックされたのでしょう?
辻課長:7~8社くらいでしょうか。カタログに載っているようなメーカーは結構試したと思います。外国のメーカーもたくさん使いました。でも外国のメーカーのブラシは、耐久性がイマイチだったり、たとえ耐久性が高かったとしても、外国なのでコンタクトが取りにくいのもあって、なかなかそっちは候補に上がらなかったですね。今は、なにかあったら営業担当の平岡さんに連絡させていただいていますし、そうやって密に連絡が取れたのも、バーテックさんの良さかなと思っています。以前も、ブラシのパーツで外れやすい箇所が気になったので、それを改善出来ないかと相談させていただいたところです。そういう意見を、メーカーとしてしっかり聞いてくださるのも、ポイントになっています。
Q)現在は、どんな製品を使われているのですか?
「衛生管理用たわし」、「ミゾッコブラシ」、「衛生管理用ほうき」、「パイプクリーンブラシ」、「デッキブラシ」、「バーストリップブラシ」を使っています。いいブラシを探して、色々試していく内に、ちょっとずつバーテックさんの製品が増えていきました。
長浜工場にて使用されているバーテック製ブラシ 写真左から、デッキブラシ、たわし、ほうき
Q)実際に様々なブラシを使ってみての率直な感想をお教えください。
辻課長:どれも期待していた通り、使いやすくて、耐久性も高いです。先ほどもお伝えした「デッキブラシ」は、1年くらい使っていますが、毛がヘタらず、洗浄力も高いので、かなり良い評価をさせていただいています。そんなに力を入れなくても汚れが落ちてくれるため、「質が良いな」と掃除の度に思っています。「衛生管理用ほうき」は、他社製との差が顕著ですね。某メーカーさんのほうきは、毛の部分がすぐダメになってしまいます。使っていると、ゴミが毛に引っ付いたまま取れなくもなります。
「洗浄力も高いです。毛が硬くて、しっかり汚れを掻き出してくれるので、早く綺麗になってくれていると思いますね」と鈴木工場長
一方、バーテックさんのほうきは、汚れても洗えば大丈夫ですし、毛もヘタらないので、長く使えています。「衛生管理用たわし」も、現場から使いやすいという声が上がっています。工場の従業員には女性が多い事もあって、少し小さめサイズなのが喜ばれているようですね。亀の子タワシと同じ形状という事もあって、手にフィットするので、洗う時の力も入りやすいようです。亀の子タワシは、使い勝手は良いのですが、衛生的にも問題があって使えないので、同じ形状かつ衛生的なたわしがあるのはありがたいですね。全体的な事で言えば、毛が抜けにくく、また毛に色が付いているのも良かった点です。毛が抜けやすいブラシですと、異物混入の可能性はかなり高まってしまいますし、万が一抜けてしまった場合も、赤や青など、原色系の色が付いていてすぐに異物が入っていると発見する事が出来ますから。
Q)先ほど、従業員から「衛生管理用たわし」の評判が良かったとの事ですが、その他、どのような声が挙がって来ているのでしょう?
辻課長:現場からは、ブラシがヘタった時に「交換して欲しい」くらいしかないですね(笑)。ただ従業員には、色んなブラシメーカーさんからいただいたサンプルを、よく使ってもらっているのですが、ほとんどが「使いにくい」、「ダメだ」という返事です。使いにくいブラシだった場合は、このようにダメ出しがあるので、文句が出ないという事は満足してくれているんじゃないかなと思いますね。
Q)コスト面では、なにか変化はありましたか?
辻課長:安くなっていると思います。ただ、まだバーテックさんから購入してから、一度も交換していないブラシもあるので、正確な事は言えないんですよね。安いデッキブラシは、柄が木製だったり、鉄製だったりするので、木製はカビてしまいますし、鉄製もコーティングの皮膜がめくれると、そこからサビてきて、数ヶ月でダメになります。その点、昨年7月に購入したバーテックさんのデッキブラシは、ステンレス製という事もあって、まったくカビやサビは見られません。1年以上使っていますが、まだまだ問題なく使い続けています。もしかしたら数年は行けるかもしれませんね(笑)。
(弊社・平岡より)よく「これは数年使えるな」というのは、お声としてはいただきます(笑)。ただ、いくらキレイでヘタっていなくても、長く使いすぎると衛生面の問題もあるので、ある程度使われたら、交換される事をおすすめしています。
鈴木工場長:バーテックさんのデッキブラシは、他のデッキブラシと比べてものすごく高いかというと、そんな事はありません。またダメになる度に、買いに行くという手間もありますので、そうした人件費なんかも総合的に考えると、コストはかなり安く上がるんじゃないかなと思います。
Q)色々なブラシの他、ドアに防虫対策として「バーストリップブラシ」も使われています。こちらは他の製品との比較などは難しいと思うのですが、導入にあたってなにが決め手になったのでしょうか?
鈴木工場長:信頼感です。こちらを導入した頃は、既にバーテックさんのブラシを色々と購入して使っていた時期で、その性能の良さに、バーテックさんの製品そのものに対する信頼感が、かなり高まっていたんです。他のものでも使っていて良かったら、大体、他のものも良い製品なんだろうと想像出来るじゃないですか。ですので、他社との比較なく導入させていただきました。
Q)「バーストリップブラシ」は、バーテックからの提案で導入されたのですか?
鈴木工場長:いえ。外から入ってくる異物の混入を防ぎたいという思いがまずあって、そんな時に、バーテックさんのカタログを見ていて、「これだ!」と思い購入しました。
「バーストリップブラシ」は守山工場の入口と出口、2箇所に設置
Q)バーテックの営業担当の対応はいかがですか?
辻課長:満足しています。こまめにご連絡いただけていますし、また色んなご提案もいただけるので、ありがたいと思っています。「衛生管理用ほうき」など、いくつかは平岡さんからご提案いただいて導入した事も、もちろんあります。また私は、ここ守山工場の他、長浜工場にいる事もあるのですが、どっちにいるのかわざわざ確認して、かなり遠い長浜工場の方にも来ていただけていますし、フットワークの軽さは凄いなと思っています。
「平岡さんとは、もうかれこれ2年くらいのお付き合いになりますね」と辻課長
Q)今後新たに導入を考えている製品はありますか?
山口係長:端っこを洗う「歯ブラシ型ブラシ」、穴に入れられるような細い「パイプクリーンブラシ」なんかは、まだ別のメーカーさんのものを使っているのですが、交換の時期になったら導入しようか、検討中です。あと守山工場では、まだ他社のデッキブラシを使っているところもあるんです。なので、まずは、それをバーテックさんのブラシに変えていきたいですね。
辻課長:シートシャッターの横に付ける防虫ブラシも設置したいですね。
Q)他の食品製造工場に対して、バーテックのブラシはおすすめ出来るものだと思いますか?
山口係長:もちろんです。先ほどもお伝えしましたが、バーテックさんのブラシは使い勝手が良いですし、長持ちもしてくれます。特にほうきやデッキブラシは、本当にたくさんのメーカーのモノと比較しましたが、バーテックさんの「衛生管理用ほうき」や「デッキブラシ」はかなり優秀だと思いますね。 オススメです。
Q)今後の、ゆば八さんの会社としての展望をお聞かせください。
八木社長:「比叡ゆば」のブランド戦略はこれからも続けていきます。そうして、もっとゆばを日常の食材、世界の食材として広めて、ゆばを食して健康な人を増やし、病気になる人を減らす事で、最終的に医療費を削減させたいなと思っています。そして、皆様が幸せになってくだされば、最高に嬉しいですね。
Q)工場としてはどのような展望をお持ちですか?また、そのために今後バーテックに望む事があればお教えください。
辻課長:食品の安全のベースを、より充実させていきたいですね。
鈴木工場長:ゆばの製造は、手作業が多いです。 また、ゆばは高タンパクですし、製造所は高温多湿ですので、すぐに菌が発生、繁殖してしまいます。そのため衛生面、特に清掃は大切ですし、また清掃する上で従業員ひとりひとりの意識は非常に大切になってきます。ただ、人間って嫌々やると作業も疎かになります。掃除しろと言っても、掃除が楽しくなかったら、適当にやってしまうものです。でもそれだけに、汚れが落ちやすいブラシを使っていたりすると、簡単にキレイになるため、楽しさにも繋がってくると思うんですよ。
辻課長:1日の作業が終われば、清掃作業がつきものです。清掃作業は、あまりマイナスに捉えず、製造する品質の一部と捉えてもらって、出来るだけ楽しくやれるような意識を持ってもらいたい。バーテックさんには、そうした清掃が出来るだけ、ラクに、楽しく出来るようなブラシなどの清掃道具を今後も開発してくださると嬉しいですね。
営業担当より一言
お忙しい中、取材にご協力いただき、ありがとうございました。普段の商談時は 辻様とお話させて頂くことが多いのですが、今回は八木社長をはじめ、各部署のご担当者の方からの視点でお話をお伺いすることができ、新たな発見も多く、非常に有意義な取材時間となりました。お話いただきました「たのしく清掃できるブラシ」、開発できるように頑張りますので、今後とも宜しくお願い致します。
取材日時 2016年9月
取材・執筆 カスタマワイズ
株式会社比叡ゆば本舗ゆば八 様
創業年月:昭和15年3月
従業員数:110名(パート社員含む)
Webサイト:http://hieiyuba.jp/
株式会社比叡ゆば本舗ゆば八は、滋賀県の守山市と長浜市にゆばの製造工場を有し、大津市に直営店も展開しているゆばの専門メーカーです。昭和15年の創業以来、ゆば一筋に歩み続け、現在は献上の栄を2度、「比叡山延暦寺御用達」、「農林水産大臣賞受賞」を受賞。ゆばメーカーとしてだけでなく、ゆばブームの立役者としても、広く知られるに至りました。
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