シャッター隙間対策ブラシ「バーシャットⅡ」の防風効果について

当社のシャッター隙間対策ブラシ「バーシャットⅡ」「バーシャットⅡ・コパイバ」は、建物内への虫の侵入を防ぐだけでなく、防風対策としても効果があります。今回は、「バーシャットⅡ」の防風効果について、その調査内容をご紹介します。

防風効果の調査概要

調査機器

・マルチ環境測定器(株式会社マザーツール製)
型式：LM-8000

・ボルネード・サーキュレーター(ボルネード・エアー社製)
型式：723-J 最大風量：18㎥/分、783-JP最大風量：16㎥/分

調査検体名

バーシャットⅡサイド部用ホルダーセット

調査方法

サーキュレーターを使用してシャッターサイドの隙間に向けて風を当て、シャッターの内側で風速を測定し、バーシャットⅡサイド部用ホルダーセットを設置した場合と設置しなかった場合の風速の変化を調査しました。

調査結果

下の表の通り、バーシャットⅡサイド部用ホルダーセットを設置した場合は、設置しなかった場合と比較して風速が約60％減少しました。

表：風速の変化

風の当て方やシャッターサイドの溝の深さにより風速が異なる可能性や、より強い風を当てた場合にブラシの防風効果が変動する可能性はありますが、本調査においては、「バーシャットⅡ」に防風効果があることが認められました。

写真：防風試験の様子

まとめ

「バーシャットⅡ」「バーシャットⅡ・コパイバ」は主に防虫対策を目的として開発した製品ではありますが、防風対策にもご使用いただくことが可能です。外部からの空気の流れ（冷気・暖気）を抑えることで、工場内の温度管理に貢献します。また、空気の流れと共に運ばれてくる塵やホコリなどの侵入防止にも効果的ですので、春～秋は防虫対策に、冬期は隙間風対策としてご使用いただければと思います。

 

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