【防虫対策】品質衛生管理担当者必見!食品工場を虫から守るブラシ導入のすすめ

【防虫対策】品質衛生管理担当者必見!食品工場を虫から守るブラシ導入のすすめ

食品工場が一般的衛生管理プログラムを進めていくうえで、病原菌対策とともに異物混入対策は重要な問題です。異物混入の内訳は、1位が虫で、動物性異物、合成樹脂類と続きます。ここで言う虫は、多くのケースでゴキブリです(*)。

ゴキブリはわずかな隙間からも侵入し、人間の食べ物は何でも食べ、どんどん繁殖していきます。暗くて湿気があり、かつ室温が一定に保たれているところを好むゴキブリにとって、住処や繁殖場所として、食品のある工場はこの条件に当てはまります。食べ物のにおいを発散するため、ゴキブリ以外にもさまざまな虫をおびき寄せてしまう食品工場では、徹底した防虫管理が必須。そこで力を発揮するのがブラシです。今回は、工場の防虫対策で重要なブラシについて、導入事例もあわせて解説します。

*)参照:東京都福祉保健局「平成28年度苦情処理状況

工場で防虫する際のよくある対策

工場においては、ドアやシャッターなどの開閉部が、防虫対策において重要なポイントとなります。シャッターやドアの隙間から工場内の臭い、空気、光が漏れると、虫を引き寄せて侵入リスクが高まるからです。対策としては、ドアやシャッターと地面や建物の間にゴムやスポンジを挟み、隙間を作らないようにすることが一般的です。しかしながら、ゴムやスポンジは劣化によって隙間ができやすいといった難点があります。詳しく見ていきましょう。

ゴム

開閉部にゴムを使ったドアやシャッターは、開閉が重くなるほか、硬化による劣化でゴムが裂けてしまうことがあります。特にシャッターの先端にゴムを使用した場合、日々地面とこすれ合い、温度差で伸縮するため、劣化が激しくなってしまいます。

スポンジ

スポンジで隙間を埋めることは最も手軽な対策方法と言えるでしょう。隙間を埋めてしまえば対策が完了したかのような気になりますが、ここに大きな落とし穴が。スポンジは劣化が早いため、すぐにボロボロになってしまうのです。たびたび確認して取り替えるのは手間なので、ついつい取り換え作業が後回しにされがち。また、目視できない劣化による隙間からでも、虫は侵入することがあります。したがって、スポンジの効果は必ずしも高いとは言えないのです。

そこでドアやシャッターなど開閉部で隙間ができそうなところを、ゴムやスポンジからブラシに取り換えることで、効果は上がります。ブラシの強みにはどういったものがあるのか、見ていきましょう。

防虫にブラシを用いる理由

防虫対策としてブラシには、大きく3つの特徴が挙げられます。

①ブラシはフレキシブルに動いて自在に隙間を埋めることができる
②ゴムやスポンジに比べて開閉時にブラシへの負担がかかりにくい
③ゴムやスポンジに比べ気密性が高い

上記特徴から、虫の侵入を防ぐだけでなく、ゴムやスポンジに比べて劣化もしにくいため、ブラシは食品工場などの防虫対策に適しているのです。

施工事例

ここでは、ブラシのシャッターへの取り付け施工事例をご紹介します。電動スチールシャッターとシートシャッターのそれぞれについて見ていきましょう。

電動スチールシャッターへの取り付け

※シートシャッター開閉動画を挿入予定

電動スチールシャッターと壁や地面の間に、シャッターブラシを施工することで、虫の入る隙間が遮断されます。ブラシにかかる負担も少ないため、劣化しにくくなるばかりか、シャッターの重さもゴムに比べて軽減されます。

電動スチールシャッターへのシャッターブラシの取り付けを施工前と施工後で屋内から見てみると、隙間のふさがり具合は一目瞭然です。施工前はスチールシャッターと壁の間にわずかな隙間がありましたが、施工後はなくなっていることがわかります。

シートシャッターへの取り付け

※シートシャッター開閉動画を導入予定

シートシャッターにゴムやスポンジを取り付けると、さまざまな面で支障をきたしやすくなりますが、すべてを取り換えると費用がかかります。そこで、建物や地面と接触して隙間のできやすいサイド部と上部にシャッターブラシ(バーシャットⅡ)を取り付けることで、虫の侵入をシャットアウトすることができます。

実際の効果は?

※バーシャットⅡコパイバの動画を挿入予定

では、実際にどのくらい効果があるのか、導入事例をもとに見ていきましょう。

シャッターブラシの効果

食品に携わる工場にとって、虫との戦いは深刻です。工場の開閉部となるシャッターにシャッターブラシ「バーシャットⅡ」を取り付けた2つの事業者にその効果を伺ってみました。

大阪府の干しぶどう加工会社「サイトウフーズ株式会社」では、スチールシャッターにシャッターブラシ「バーシャットⅡ」を取り付けたところ、虫の侵入が50~70%減少。また、大阪府の製パン会社「鳴門屋製パン」でも、シートシャッターに「バーシャットⅡ」を取り付けたところ、虫の侵入が対前年比で89%減少という効果が出ました。

ドアブラシの効果

次にドアブラシの効果について、実例をみてみましょう。米国で米穀の輸出入・販売・外食事業を行うSHINMEI U.S.A CORPORATIONでは、スチールドアにドアブラシ「バーカット」を取り付け、ドアと床の隙間を遮りました。これにより、虫の侵入が前年比で90%減少されたといいます。

まとめ

施設・設備や機械・器具の保守と衛生管理など10項目からなる一般的衛生管理プログラムは、さらに推し進めることで厚生労働大臣が承認する食品製造、加工の衛生管理システム「HACCP」(危険分析必須管理点モニタリングシステム)を取得することができます。HACCPは、世界基準で食品の安全を確保する管理手法で、食中毒や病原菌・防虫対策など衛生上の問題を解決するために、日本でも2020年6月から一部の企業や団体は導入が義務付けられることになっています。

HACCPの取得において、異物混入の対策は重要なポイントです。虫の侵入を遮断する仕組みを施すことで、HACCPへ向けて大きく前進すると言えます。

しかしながら、施設を建て替えたり改築したりするとなれば、大きな投資が必要となります。そこで、比較的安価で実施しやすく、すぐに効果が得られる方法としてドアブラシやシャッターブラシに注目が集まっています。その効果は数字としても表れており、今後ますます防虫対策としてブラシ導入は進んでいくことでしょう。

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