食品工場内のスチールラックを簡単キレイに保つコツ!

食品工場内のスチールラックを簡単キレイに保つコツ!

備品や器具などの保管場所として、製造エリアでよく使われるスチールラック。よく見ると、残渣や汚れがこびり付いていませんか?特に、網目部分は清掃しにくい箇所ですので、細かい汚れが付いたまま放置されていることもあるかもしれません。今回は、スチールラックを簡単かつキレイに保つコツについてご紹介します。

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汚れを放置するとどうなるか

スチールラックの網目部分に付着した残渣や汚れを放置し、清掃を怠った場合、そこからカビが発生する恐れがあります。カビは虫が発生する要因であり、カビ自体も異物混入のリスクとなりますので、カビを発生させないよう、汚れを取りきらなければなりません。しかし、広範囲にわたってこびり付いた網目部分の汚れを取るには、手間が掛かってしまいます。ダスターや布巾を使って拭き掃除をしている工場もあるかと思いますが、汚れを落とすには時間が掛かるとともに、網目部分に布が引っ掛かって破れると、異物混入の要因にもなります。

簡単キレイに保つコツ!「PPボード」の活用

それでは、どのような方法で、スチールラックを簡単かつキレイに保つことができるのでしょうか。それは、スチールラックの各棚の上に「PPボード」を置き(写真1)、清掃する際は、スチールラックの網目部分ではなく、この「PPボード」を洗浄する方法です。網目部分に汚れがこびり付かないため、スチールラックから「PPボード」を取り外してブラシで洗浄するだけで、簡単に清潔さを保つことができます。

写真1:棚の上にPPボード

「PPボード」の洗浄にはバーテックのハンドスクラブブラシ

この「PPボード」を洗浄するには、当社のバーキュートプラス ハンドスクラブブラシをおすすめします(写真2)。このブラシにはくびれが付いており、さらには滑り止め効果のある設計をしているため、手にフィットして力が入りやすいようになっています。

写真2:当社のハンドスクラブブラシ

 

写真3:ハンドスクラブブラシでPPボードを洗浄

常に清潔な環境を整えると同時に、生産性を向上させるためには、どのような場所も清掃しやすくすることが重要です。スチールラックの清掃にお困りの場合は、ご紹介した方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、食品工場でよく使われているスチールラックを、簡単かつキレイに保つ方法についてご紹介しました。清掃しにくい箇所をなくし、汚れを残さないことが、「食の安心・安全」に繋がります。徹底的な衛生管理を行う上で、ご参考いただければ幸いです。

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*HACCPリーダーとは
厚生省通知・平成9年2月3日 総合衛生管理製造過程の承認制度に係る「HACCPシステムについて相当程度の知識を持つと認められる者」のに準じた講習を受講し、HACCPからFSSCまで衛生管理のサポートができる資格です。

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