ブラシの角度調整がポイント!物と床との隙間の清掃をラクにする新しいほうきの紹介

ブラシの角度調整がポイント!物と床との隙間の清掃をラクにする新しいほうきの紹介

材料や備品を保管する棚、食材を加工するための大型機器、作業台など、作業場に設置されたものと床の間は、汚れや水気が溜まりやすく、カビやバクテリア、虫の発生源になりやすい場所です。

そのような場所の清掃に注目して開発されたのが、「バーキュート衛生管理ほうきクネットタイプ」です。

今回は、物と床との間の汚れをラクに掃き出すために生み出された、本製品の魅力をご紹介します。

 

倒しても汚れを掃き出しやすいほうき

「バーキュート衛生管理ほうきクネットタイプ(以下、クネットタイプ)」の特長は、ブラシと柄をつなぐジョイント部分にあります。

このジョイント部分は可動式になっており、柄に対してブラシ部分を前後に180°(柄に対して最大90°)曲げて固定することができます。

物と床との間を清掃する際、多くの場合は柄を倒し、ほうきの先を隙間の奥に差し込むようにして清掃していると思います。このとき、通常のほうきだとブラシ部分まで床に寝かせるような態勢となり、毛先が浮いてしまったり、汚れを撫でるようにして逃がしてしまいます。

クネットタイプは、ブラシの角度を調節できるので、柄を倒した状態でもブラシとブラシの設置面を常に垂直にすることができ、ほうきが汚れを一番よく掃き出すことができる態勢をキープできるのです。

また、クワのように扱うことができるので、低く屈まなくてもほうきの先端を奥まで差し込め、ラクに清掃することができます。

 

開発のきっかけは商品を使う現場の声から

クネットタイプが生まれる以前、当社でも物と床の間の清掃について、よくお客様からご相談をいただいていました。

無理に屈んで清掃しても汚れが取りきれず、差し込んだ物の角で誤ってほうきの柄を折ってしまうなどのトラブルも起きていました。

ブラシメーカーとして、そのような課題を清掃テクニックだけでなく製品仕様から解決しようと開発がはじまりました。

 

こんな場所の清掃に

移動できない機器、棚の下の隙間

安全のため床に固定された機器や、大型で移動が困難な機器や棚の下の隙間清掃に最適です。

また、毛丈の短いハードタイプであれば、10cm程度の隙間しかない場所にも差し込んで清掃することができます。

 

狭い通路に設置された機器や作業台の下の隙間

通路が狭いと、ほうきを寝かせて設置物の下に潜り込ませること自体が難しい場合もあります。

こういった場所で無理な体勢をとって清掃すると、設置物の底面の角でほうきを折ってしまったり、清掃者の腰の負担にもなります。

クネットタイプなら、ブラシを直角に固定してクワのように扱えるため、大きく屈まなくてもしっかり汚れを掻き出せるので、ラクに、安全に清掃できます。

 

水が使えない作業場の清掃

水分を嫌う商品や材料を取り扱う工場の場合、流水による汚れの流し洗いができません。
そういった場面においても、クネットタイプなら掃き掃除だけでしっかり清掃ができます。

 

取り扱いの注意

ほうきも他のブラシ製品と同じく、使い続けることでブラシの劣化が起こります。
劣化した状態のほうきを使い続けると、充分な清掃ができず、かえって虫やカビを発生させたり、摩耗して千切れたブラシの毛が異物混入の原因になることもあります。

最高の清掃性能で、安心してお使いいただくために、ブラシの状態に注意し、定期的な交換を推奨しています。
クネットタイプは、ブラシ部分のみの交換が可能なため、ランニングコストを抑えながら、常に最適な状態で使用し続けることができます。
ブラシの角度の変え方やブラシの交換方法について下記の取扱説明書をご覧ください。
取扱説明書

バーテックの商品開発ポリシー

当社では、お客様の抱える問題・課題の解決を第一に商品開発を行なっています。

お客様の声ひとつひとつに耳を傾け、現場を観察させてもらいながら、ブラシを実際に扱う人の体格や実際の作業環境に合わせたものづくりを進めています。

食品工場用ブラシの開発に取り組み、20年近く経った今もなお、現場での発見を何よりも大切にし、毎月数十案にのぼる改善策や新製品のアイデアを社員全員で議論しています。

 

▼関連製品ページ

衛生管理用ほうき クネットタイプ

衛生管理用ほうき クネットタイプ(金属検出器対応)

 

▼関連事例ページ

株式会社まるじょう様

食品系工場の衛生管理担当者が知っておきたい

HACCP導入ガイド無料ダウンロード

HACCPってどのように導入していけばいいの?食品系工場の衛生管理担当者が知っておきたいHACCP導入に関するノウハウをご紹介します。

ダウンロードする