バーシャットⅡ

バーシャットⅡの特長

建物内への虫の侵入を未然に防ぐ!

  • ・ホルダーに柔軟性があり、シャッター開閉に伴うブラシへの抵抗を軽減。
  • ・パイプ式シートシャッターへの施工に対応。
  • ・ブラシは2列植毛のため、気密性が高く、防虫効果が向上。
  • ・ブラシ植毛台の端を斜めにカットしているため、繋ぎ目が小さく、防虫効果が向上。
  • ・ブラシのみの交換が可能なため、ランニングコストが低減。

  • (左)シャッターのスラット部分とレール部分の隙間。
    (右)「バーシャットⅡ」を取り付けることにより、
    “虫”や“ホコリ”の侵入を防ぎます。

シャッター隙間対策用ブラシ「バーシャットⅡ」はブラシがシャッターの開閉に支障をきたすことなく隙間を防ぎ、不快害虫やホコリなどの侵入を予防します。侵入してからの対策ではなく、侵入させないという予防対策が効果的です。

バーシャットⅡ・コパイバの特長

従来のブラシによる侵入防止効果+有効成分:植物精油「コパイバオイル」の忌避効果で防虫効果アップ!

コパイバオイルは、ショウジョウバエ・チョウバエ・コクゾウムシ・ヒメカツオブシムシ・チャタテムシ・コイガ・チャバネゴキブリ・トビイロシワアリなどに対する忌避効果が確認されています。

植物精油「コパイバオイル」とは

  • ブラジルなどの南米原産のマメ科植物で、高さ30mにも達する常緑高木です。幹に穴を開け、そこから採取した樹液を精製したものがコパイバオイルです。コパイバオイルは、近畿大学農学部と京都リフレ新薬株式会社との研究で昆虫に対する忌避効果を確認し、特許を取得しています。(特許番号 第3662816号)

安全性

  • 食品衛生法、厚生労働省告示第370号に適合しています。

    本製品に使用している忌避成分「コパイバオイル」の毒性は、一般に使用されている殺虫成分と比べてはるかに低く、LD50という観点から見れば食塩よりも安全性が高いということになります。

    ※比較のための参考
    ①Journal of Ethnopharmacology. Vol.22, Pg.101, 1988参照
    ②化学物質毒性データ総覧(RTECS)参照
    ③農薬登録申請資料(1995)参照
    ※LD50とは、投与された個体の半数が致死する、個体1kg当たりの投与量を示します。

  •   急性経口毒性比較
    LD50(mg/㎏)ラット
    コパイバオイル 3790①
    シフェノトリン 318②
    シフルトリン 900②
    フィプロニル 970③
    (参考)食塩 3000②

コパイバオイルフィラメント器具及び容器包装規格
試験成績報告書ダウンロード(PDF)

忌避効果実験

仕切りで区切られた二つの区画のそれぞれの領域にゴキブリ用のシェルターとしてアルミ皿(直径120mm, 高さ16mm)を裏返しにして設置した。その際、アルミ皿の2か所を切り抜いてシェルターとした。なお、チャバネゴキブリは、仕切り板の下の隙間を通り、両区画を自由に移動することが可能である。ppフィラメント、コパイバフィラメントをそれぞれ用意し、約6cm,5gの長さ、量にて両区画のアルミ皿の下に設置した。コパイバフィラメントを設置したアルミで覆われた部分を試験区、ppフィラメントを設置したアルミ皿で覆われた部分を対照区とした。
チャバネゴキブリ成虫10匹を試験区、対照区にそれぞれ5匹ずつ放ち、明条件にて2時間後に試験区、対照区にそれぞれ入り込んだ数を測定し、忌避率を算出した。(繰り返し数 n=3)。

  •   1回目 2回目 3回目 平均忌避率
    試験区 2 3 1 6 71.5%
    対象区 5 7 9 21
    3 0 0 3

    ※一定の環境下での測定値です。使用環境により異なります。
    ※上記調査結果は、加速試験にて約3年後のコパイバオイルフィラメントの結果です。

忌避効果の持続性

  • コパイバオイルフィラメントの効果持続性を確認するため、アルミ袋から開封後のコパイバオイルフィラメントを、上記試験にて1年経過相当※1ごとに実施した。その結果、4年目相当以降に忌避効果が低下(70%以下)した。
    忌避率は、開封後約3年間70%以上を維持することが確認されました。

    ※一定の環境下での測定値です。使用環境により異なります。
    ※1 経過相当品はコパイバフィラメントに対し、恒温恒湿器を用い温度70℃、湿度95%RHの条件にて、168時間を1年相当とする加速試験を行い作成した。

使用上のご注意

  • ・ブラシの構造上、ご使用の頻度や環境等により、ブラシの抜けや切れが発生する場合がございます。お取り付け後は定期的にブラシの状態をご確認ください。
  • ・安全性の高い成分を使用しておりますが、誤って口に入れたり中身が皮膚について異常が見られた場合は医師にご相談ください。