生産性を高めたい工場管理者の方必見! 働きがいにつながるカラーバケツの紹介

生産性を高めたい工場管理者の方必見! 働きがいにつながるカラーバケツの紹介

当社製品のカラーバケツには、4つの特長があります。これらの特長は、工場の生産性を高め、働きがいを高めることに貢献します。え?バケツで?と思われた方も多いと思います。その理由について、カラーバケツの特長とその効果を踏まえてお伝えします。

当社カラーバケツの四つの特長

この製品について、特長は以下の通りです。
(1)底面に持ち手がついている。(バーテックオリジナル)
(2)注ぎ口に細かい切れ目が付いていることにより、意図した方向に注ぐことができる
(3)吊り下げ保管ができる
(4)側面がフラットであるため、持ち運ぶ際に身体につけて運ぶことができる

これらの特長について、一つ一つ見ていきます。

(1)底面に持ち手がついている。(バーテックオリジナル)

バケツの持ち手があることにより、注ぐときに写真3のように、しっかりと持って注ぐことが可能です。これにより、持ち手がなくバケツの底を手で支える場合と比較して、意図せぬ方向に注いでしまうリスクがぐっと減ります。また、バケツをタンクに落としてしまうことを懸念される食品工場の方もいらっしゃいますが、持ち手がついていれば落とすリスクがほとんどなくなります。

 

(2)注ぎ口に切れ目が付いていることにより、意図した方向に注ぐことができる

当社のバケツの注ぎ口には、細かい切れ目が付いているのが特長(写真4)。これは、水流を絞り込むための工夫です。これにより、作業者が意図しない方向に水がこぼれにくい仕組みになりました。他のバケツと比較した写真をご覧ください。

写真5は、水流テストです。①注ぎ口のないバケツ、②注ぎ口はあるが、楕円となっているバケツ、③注ぎ口に細かい切れ目がついた当社製品、各々がどのような水流となるのかの検証結果です。この写真より、当社のバケツは注ぎ口についた細かい切れ目により、水流が最も狭められていることがわかります。よって、作業者が意図しない方向に水が流れる可能性が少なくなります。

(3)吊り下げ保管ができる

弊社のバケツは写真6のように吊り下げ保管ができます。これにより、吊り下げできない通常のバケツに比べて乾燥の速さ、汚染リスクの点で勝ります。また、写真の丸で囲った部分ですが、バケツの底面のへりに切り込みが入れています。この切りこみによって、底面にたまった水がたまることなく排出されます。

(4)側面がフラットであるため、持ち運ぶ際に身体につけて運ぶことができる

当社のバケツは側面がフラットになっています。これにより、負荷のかからない体制でスムーズにバケツを持ち運ぶことができます。写真7をご覧ください。

左の通常品と比較して、当社製バケツはより体に近づけて持ち運びできることができます。同じ重さの物を持つ場合において、持つ場所が身体から離れていればいるほど負荷は大きくなります。このことから、より身体に近づけて持つことができればそれだけ腕や肩にかかる負荷も小さくなります。また、側面が楕円であると、場所により身体からの距離が異なります。そのため持ち運ぶ際に足をバケツにぶつけないかということに注意を払う必要があります。一方で側面がフラットであると、場所により身体からの距離は変化しません。よって持ち運ぶ際にぶつけないように神経を張り詰める必要はなくなります。

バケツの特長が生産性や働きがいの向上にどうつながるのか?

生産性の向上を試算してみると

当社バケツの特長で申し上げた①持ち運びの際の安定性、②注ぐ際の安定性が、どのように生産性の向上につながるのか。工場において調味料をタンクに入れる用途でバケツを用いる場合を想定して考えます。

①持ち運びの安定性
よりスムーズに持ち運ぶことができることにより移動時間が短縮されます。また、途中で足にぶつけたりこぼすリスクが減ることで、万が一こぼした際の処理時間を考えるとその分も生産性がUPします。

②注ぐ際の安定性
これは何より、タンクに落とすリスクが減ることが生産性に大きく影響を与えます。タンクにバケツを落とした場合

a.タンクからバケツを取り出す
b.調味料を一旦捨てる
c.バケツが破損した場合は異物とならないよう破片を綺麗に取り除く

という手間が発生します。cまでいくと、報告なども含めて非常に多くの時間がかかると同時に、他のバケツと共に取り除くことが必要です。
以上の二点の向上を数値に置き換えて考えてみます。

作業時間が、仮に毎日5分の時間短縮になったと考えます。工場の年間稼働日を240日とすると年間20時間。さらに、②のリスクがなくなります。よって、客観的な効果として、年間20時間の作業時間の削減+破損による大きなリスクの低減という効果があります。

バケツ選びと働きがい向上との関係は?

バケツの持ち運びや注ぐ際の安定性、吊り下げ保管可能というメリットは、様々なリスク低減や生産性の向上につながるということはご理解いただけたかと思います。しかしメリットはこれだけではありません。バケツなどの道具選びは、従業員の働きがいの向上に繋がり、その結果、定着率の向上が実現できるのです。それはなぜでしょうか?

人が会社に長く働き続けたい。力を尽くしたいと思うのは、会社から大切にされていると感じる時です。特に工場勤務は過酷な環境であることも多く、従業員の定着率を上げるのは簡単ではありません。そこで、少しでも使いやすい、身体に負荷がかからないものを使用していただく。バケツという道具選びにも従業員を大切にする姿勢が表れ、その姿勢は従業員に必ず伝わります。それこそが、長く働いていただくための鍵となります。

バケツだけでなく、たわしやブラシといった日常の道具を見直し、少しでも身体に負担がなく使いやすいものを選んで提供する、その積み重ねが企業と従業員の信頼関係をつくり、働きがいへと繋がります。信頼という絆で結ばれることにより、従業員の定着率が高まれば、それだけ経験曲線効果が働きます。つまり、工場や製造品についての知識や理解、経験のある人材が増えれば、それだけ効率的に生産することができるのです。定着率の向上はまた、工場の生産性を飛躍的に上げることにつながり、好循環を描くことができるのです。

まとめ

今回は当社のバケツのユーザビリティという観点から紹介しました。メリットとして

(1)底面に持ち手が付いていることにより、安定して注ぐことができる
(2)注ぎ口の工夫により、意図した方向に注ぐことができる
(3)吊り下げ保管ができることにより、汚染リスクを減らし、速乾性をもたらす。
(4)側面がフラットであることにより、持ち運びがスムーズにできる。またぶつけるリスクが低い状態となる。

これらの特長により、生産性の向上、異物混入リスクの低減、ひいては従業員の定着率の向上にまでつながると考えます。
バケツ一つで大げさと思われるかもしれません。しかし、日々用いる道具の一つ一つを考えて採用することが、生産性の向上並びに働きがいの向上につながります。是非とも自社の状況を踏まえて、どうしたら生産性や働きがいが上がり、クレームリスクが減るのかという観点から様々な設備、備品をご検討ください。そうした製品をより多く提供することができるよう、これからも当社は精進いたします。

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