こだわりの逸品。ねずみの侵入を防止する「ドア隙間対策ブラシ ラットシールド」

こだわりの逸品。ねずみの侵入を防止する「ドア隙間対策ブラシ ラットシールド」

ねずみには都心の下水や地中に生息するドブネズミ、建物などに侵入するクマネズミ、山や森林などに生息するアカネズミやヒメネズミなどの様々な種類が存在しています。ねずみは1年中活動しますが、特に春頃(3月〜5月)や秋頃(10月〜11月)に盛んに活動します。 ねずみの中で、クマネズミは建物の中に巣を作る習性がありますが、加えて、何でも齧ってしまう習性もあり、建物に侵入した場合は非常に厄介です。本コンテンツではこのようなねずみの侵入を防止する製品ラットシールドについてご紹介します。

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建物の侵入経路について

写真1:ボビーコリンガ博士

30年以上にわたって都市の害虫管理に関するコンサルティングを行っており、160以上の記事を発表している“ネズミ対策の権威”ボビー・コリガン博士曰く、配管、配電盤など、壁を通り抜けて適切に密閉されていないものはすべて、ネズミの侵入経路となります。クマネズミの場合では、12㎜以上の隙間、ハツカネズミに至っては6㎜以上の隙間があると、侵入することができます。建物でこのような隙間が必ず空いてしまうところがあります。
それはドアです。 ドアにはさまざまな形やサイズがあります。例えば商業施設やオフィス、ホテルには両開きのドアがあります。このタイプのドアは、ドア下部を正しく密閉しても、両開き扉の合わさる部分に隙間ができます。この隙間を埋めることができる対策方法はアメリカにはありません。そのため、ねずみにとって両開き扉の合わさる部分の隙間が、最も多い侵入経路ではないかと私は考えます。

ドアから侵入するねずみについて

実際に隙間からねずみが入る決定的な動画があります。

動画のように、ねずみは約2cmの隙間があれば侵入できます。加えて、なんでも齧る習性があるクマネズミは、侵入するための隙間を鋭い歯で齧って侵入経路を自ら作り出してしまいます。そのため、ねずみの対策は非常に厄介です。

 

ねずみ対策方法について

侵入経路の遮断するためには、ねずみが齧っても穴が開かない素材を選定する必要がありました。そこでバーテックでは様々な素材を使用してねずみの通過実験を行いました。
写真2のように樹脂のフレームやアルミのフレームでは、ねずみの歯に対する強度が足りないため齧られて穴が開いてしまいました。

写真2 樹脂フレーム


ステンレス箔の樹脂を設置したところがねずみは穴があけることができず、侵入を防止しました。

写真3:ステンレス箔の樹脂が齧られた結果

ドア隙間対策用ブラシ「ラットシールド」について

「ドアから侵入するねずみの対策をしたい」というお客様のお声から開発されたラットシールドは、ねずみが噛んでも穴が開かないように、ブラシの表面にステンレス箔を採用しております。ブラシの長さは定尺1Mで、ドアの寸法に応じてブラシの長さをカットいただき、取付は両面テープで行えます。(両面テープでお取り付けできないドアの場合はビス止めになります。)

施工事例写真

注意点

・頭蓋骨の大きさが毛丈以下のねずみの場合、侵入する可能性がございます。
・保管の際は幼児の手に届かず、直射日光の当たらない場所に置いてください。
・ブラシが噛まれた場合はブラシを交換してください。
・毛丈が短いので地面に凹凸がある場合、取付できない可能性があります。

まとめ

ねずみは、頭蓋骨が通る隙間があると侵入できてしまいます。 侵入させれると、非常に厄介なので、未然に防ぐことが最も重要です。今回は、ドアの隙間から侵入するねずみ対策として、ラットシールドをご紹介しました。ねずみ対策の問題解決にお役立ていただけると幸いです。

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