おもてなしの心も安心も。デザインと効果にこだわったドアの防虫・防塵対策

おもてなしの心も安心も。デザインと効果にこだわったドアの防虫・防塵対策

ドアはお客様を迎える際、最初に接する部分です。
ブランドイメージを体現した店舗・建物のデザインは、商品サービスと同等に顧客の集客力も満足度も左右する重要なポイントです。

バーテックのドア隙間対策用ブラシ「ドアドアムシヘル匠」は、こだわりの店舗・施設デザインを生かしながら、ドアの防虫・防塵機能を向上させ、清潔で安心して過ごせる空間づくりを実現する商品です。
今回は、そんなデザインと効果にこだわった本製品の魅力をご紹介します。

 

建物や空間のコンセプトに合わせながら隙間対策を

もっとも基本的なドアの役割は、内と外の世界を区切ると同時に、必要な人やものの出入りを可能にすることで空間をつなぎ、且つ不要なものは遮断することです。

ドアの下には、開閉のための可動や空気移動のため、一般的に5〜10mm程度の隙間が開いています。
対して、主な飛来昆虫は5mm程度の隙間があれば侵入できると言われていますので、そのままにしておけば、本来ドアにより侵入を防ぎたいホコリや塵間だけでなく、虫も自由に行き来できてしまいます。

さらにドアは空間演出上の役割も果たしています。
人の出入りがある建物において欠かせないパーツであるがゆえ、空間を利用したブランディングを考える際にはドア自体のデザインも周りと合わせる必要があります。

「ドアドアムシヘル匠」は、ドアのデザイン的役割を尊重しながら、不要なものの侵入を遮断するために開発されたドア下用隙間対策ブラシです。
ブラシによる隙間塞ぎは、ドア自体の可動を妨げず、毛先が地面の細かな凸凹にも柔軟にフィットするため、異物の侵入を効果的に防ぐことができます。
さらに、多彩なフレームのデザインを用意していますので、ドアのデザインに合わせて取り付けることで、防虫・防塵対策を主張したくない場所でも目立たずに対策を施すことができます。

 

豊富なデザインバリエーションとブラシならではの高い耐久性

質感、色合いにこだわった全9種類からお選びいただけます。
落ち着いたカラーバリエーションと、鏡面反射を抑えた上質で自然なマット感。ドアの材質を選ばず、建物の外観にもよくなじみます。敢えてドア本体と色味を変えて、アクセント的に使うのもお勧めです。

また、同じく隙間塞ぎ用として市販されているゴムやスポンジ製の製品は、床との接触面が大きいため、ドア可動時の摩擦も大きく、接している部分から削れたり、一部がちぎれてしまうということがしばしばあります。
対して、ブラシ一本一本の毛先で接するドアドアムシヘル匠は。摩擦が小さく済むため耐久性に優れています。

また、ブラシはホルダーから取り外すことができるため、劣化が見られたら簡単に交換でき、いつでも最良で清潔な状態でお使いいただくことが可能です。

 

ソリッドカラー

砂目の自然なマット感を出したシリーズ。
カラー:ホワイト/アイボリー/ブラウン/グレー

 

ウッドグレイン

リアルな木の質感を表現したシリーズ。木製のドアに。
カラー:メイプル/チェリー/ウォルナット/エボニー

 

メタル

梨地加工を施した、落ち着いたメタル感。
また、耐候性に優れ、キズ・汚れにも強いため、屋外ドアへの設置でも美しさがながく続きます。
カラー:メタル

 

安全性と効果

ドアドアムシヘル匠は、HACCP International社から防虫効果と安全性が評価され、「HACCP製品認証」を取得しています。
化学薬剤を使用した防虫、殺虫による人体や環境への悪影響を低減させ、より効果的な防虫対策となる商品です。

認証を受けるにあたり、次の3点については特に評価をいただいています。
①製品に汚れが付着しても清掃がしやすい優れた衛生設計機能。
②ブラシの毛が容易に落ちない構造で、食品の安全性のリスクとみなされる部分がない。
③食品の安全性に積極的に貢献し、害虫が食品施設に侵入するのを防ぐという観点で食品取扱施設での使用に適している。

HACCP International社およびHACCP認証に関する詳しい内容は、『食品工場がHACCP製品認証を活用するメリットとは?』でご紹介しています。

 

虫の侵入を特に防ぎたい:コパイバタイプ

飲食店や食品を取り扱う店舗、薬剤の使用が制限される施設には「コパイバタイプ」をオススメします。

樹木から採取される天然忌避剤「コパイバオイル」をブラシに含浸させることで、設置箇所への虫の接近を防ぐことができます。
特殊な含浸方法により、約3年という長期間にわたり、効果を維持することが実証されています。(※一定の環境下での測定値です。使用環境により異なります。)
臭いも少なく、食品や香りにもこだわっている空間にも安心してお取り付けいただけます。

また、コパイバオイルの毒性については、一般に使用されている殺虫成分と比べてはるかに低く、急性経口毒性比較では食塩よりも安全性が高いということになります。

主な忌避対象害虫:
ショウジョウバエ・チョウバエ・コクゾウムシ・ヒメカツオブシムシ・チャタテムシ・コイガ・チャバネゴキブリ・トビイロシワアリなど

このような建物、場所に:
レストラン、カフェ、ベーカリー、ホテル、美術館、博物館、図書館、
食品を取り扱う店舗、薬剤を使用した防虫・殺虫に制限がある施設、周囲に植物が多い場所に建つ建物の入り口など

 

防虫、防塵対策:スタンダードタイプ

特に清潔感、衛生管理が求められる施設、個人宅などにオススメです。
ドア下の隙間を物理的に塞ぐことで、屋内に入ってきてほしくないホコリや塵、虫の侵入を防ぎます。
コストを抑えつつ、効果的に防虫・防塵対策をしていただけます。

このような建物、場所に:
美容室、アパレル店、エステサロン、病院・医療施設、福祉施設、マンション、住宅、
車通りのある道路に面した建物の入り口など

 

メンテナンス

お手入れ方法

ホルダー表面の汚れ、ホコリは柔らかい布、スポンジ等で水拭き、もしくは市販の中性洗剤を用いて拭き取ってください。

ブラシは水洗いができます。
ホルダーの蓋を開けてブラシを取り出し、まずは掃除機でホコリなどを吸い取ってください。その後は、水で綺麗に洗い流します。洗い終わったら水分をしっかりと拭き取り、完全に乾かしてから本体に戻してください。(清掃の目安:1ヶ月に1度)

 

交換目安

コパイバタイプ、スタンダードタイプとも、ブラシのみの交換ができます。

ブラシの構造上、ご使用の頻度や環境等により、ブラシの抜けや切れが発生する場合があります。
そのままお使いいただくと、十分な防虫・防塵効果が得られず、抜けたブラシが異物混入などの原因になります。
取付け後は定期的にブラシの状態をご確認いただき、毛先の広がりや曲がりによる隙間がみられましたら交換してください。

また、コパイバタイプには効果期間があります。
忌避効果は、開封後約3年間70%以上持続します。忌避効果を継続させるために、見た目の劣化がない場合でも、定期的な交換をお勧めいたします。

 

バーテックが考える「人と虫を笑顔に変える」防虫対策

当社は、IPM(総合的有害生物管理)という考えにもとづき、ブラシを通して環境にやさしい防虫対策を実現するとともに、虫を寄せつけない成分として注目されているコパイバオイルなどを活用することで、防虫性能のさらなる向上に努めています。

ペストコントロール(有害生物の駆除管理)業界においては、防除に対する効果が求められる一方で、持続可能な社会を実現するために、環境への負荷低減も求められています。

人は、健康や経済活動に悪影響が生じると、その原因となる生物を有害生物と呼びます。
つまり、ある特定の生物が有害生物という訳ではありません。
持続可能な開発目標SDGsで重視される生物多様性の観点でも人間にとって不快だからという理由だけで、薬剤で殺生してよいはずがありません。

隙間対策や衛生管理で人と虫との住環境を分け、不要な接触を減らすことで、虫をはじめとする自然環境の保護と人の社会の持続的発展のどちらも実現できるのではないかと考えています。

新たな人と自然との関係、人と虫との関係を創造するバーテックの活動にご期待ください。

 

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ドアドアムシヘル匠

 

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