導入事例

米菓の製造・販売植垣米菓株式会社 様

植垣米菓

バーテックの清掃道具は長持ちして汚れ落ちも良好!
長年使っても毛が抜けず異物混入の可能性が激減しました。

植垣米菓株式会社 代表取締役 植垣清貴様、製作部 第2ステージ チーフ 沖光史様(写真右)
弊社 代表取締役社長 末松仁彦(写真左)、営業部 三瀧翔平(写真中央)

所在地:(本社)神戸市長田区西尻池町3-1-3
(本部・工房)加古川市平岡町高畑520-10
創業:1907年(明治40年)3月
従業員数:38名
Webサイト:http://www.uegaki-beika.co.jp/
ECサイト:https://www.uegaki-direct.com/

外観写真

植垣米菓株式会社は、1907年の創業から111年に渡って、米菓の製造・販売にこだわってきた老舗企業です。材料には契約農家から仕入れた国産のもち米を、精米や浸漬にはマイナスイオン水を用いて、熟練の職人が心を込めて作るおかきの数々は、安全かつ美味しいと、関西圏内で広く愛されています。

植垣米菓株式会社について

Q)植垣米菓株式会社の事業内容をお教えください。

代表取締役 植垣清貴様(写真左)と製作部 第2ステージ チーフ沖光史様(写真右)

A)植垣:兵庫県で、おかきを作っている会社です。
1907年の創業で、今年で111年の歴史があり、私で四代目になります。
主力商品は「鶯ボール」と呼ばれる、梅の蕾に似たおかきに蜜を掛けたオリジナル商品で、こちらは昭和5年から販売しています。
一時期は、10社くらいの会社が類似商品を作って販売していたのですが、現在では、再び当社一社だけが販売を続けている形となっています。

その他、数種類のおかきがミックスされた「オリーブの花」や「六甲花吹雪」、また辛すぎる事で、テレビなどにも紹介された「烈火わさび」なども主力商品です。
おかしそのものの種類で言えば約60種類。店舗限定の商品などもあるため、パッケージの種類をすべて合わせれば、約300種類くらいの製品を製造しています。
主な商圏は関西で、関西のお客様に古くからご愛顧いただいています。

「鶯ボール」を筆頭に、様々な米菓を製造・販売

Q)世界にも展開されているようですが、どちらに出荷されているのですか?

A)植垣:仕向地としては、アメリカ、オーストラリア、サウジアラビア、オランダの4ヶ国で、そこから近隣国にも出荷されています。
特にオランダからは、ドイツやフランス、イギリスなど、EU圏に広く出回っています。
ヨーロッパには、東南アジアから来た安価な米菓もありますが、当社の米菓は「高級品」として扱っていただいており、そちらとは棲み分けが出来ているようです。

Q)現在、米菓の製造を行っているこちらの工場は、いつ頃から動いているのですか?

A)植垣:阪神淡路大震災の後からですので、20年前になります。
それまでは、本社もある長田に工場があったのですが、震災で使えなくなってしまったのです。その時に、加古川だったら被災した企業が優先的に入れる土地があるという事で、こちらに移転する事にしました。

Q)20年前だと、一般的な衛生管理や虫の混入に対する意識は、どのくらいのレベルだったのでしょうか?

A)植垣:今ほどは高くない時代でした。
異物混入に対しては、少しずつ注意喚起がされ始めていましたが、当社の扱う製品は「ナマ物」ではありませんし、焼き上げてしまえば、ほぼ菌も死滅してしまうため、そこまで神経質には考えていませんでした。
ですが時代が移り変わり、当社としても、また周囲からの声でも、少しずつ衛生管理についての意識が高まってきて、10年くらい前には会社を上げて衛生管理についての取り組みを行い始めるようになりました。

衛生管理や異物混入に対する取り組みは?

Q)工場では、衛生管理に対してどんな取り組みをしていますか?

A):いわゆる「環境整備」と呼ばれる取り組みです。
整理、整頓、清掃の3Sをしっかりとやっていこうと、使った機械をキレイに清掃したり、持ち出した道具を元の場所に戻すといった様々な活動を、10年前から全社を挙げて行うようにしました。
また5年前からは、複数の企業がお互いに「3S活動」をチェックし合う事で、作業の効率化・正確性の向上を図る「兵庫3S活動研究会」にも参加するようになりました。
そうする事で、異物混入などの可能性はなくなるだろうと考えたのです。

Q)それまでは異物混入などは起こっていたのですか?

A):正直に言うと、少しですがありました。主に毛髪の混入ですね。
ですが「環境整備」に取り組んでからは、一切なくなりました。

Q)具体的にはどのような取り組みを行っているのですか?

A)植垣:社員全員が、「環境整備」に関する意識を持つように「やる気カード」という制度を設けました。
こちらは、「環境整備」に関してどんな改善を行ったか、月に1回報告する制度です。ちゃんと改善されている事が確認出来たら、私がポイントカードにハンコを押していきます。
ちなみにポイントが貯まると、お茶代が貰えるんですよ。

「やる気カードを出さなかったら、人事評価で満点を取れない事もあって、皆、一生懸命取り組んでいます」と植垣氏。

Q)「やる気カード」制度の導入で、社内でどんな改善が図られましたか?

A):数えきれないほどありますね。全社員が月に1回、行っていくので。
例えば、今お話しているテーブルには、フチに1、2、3……と番号が書かれています。それと同じ番号が、対応する椅子の裏にも書かれていて、椅子を移動させたり、持ち出したりしても、すぐに元に戻せるようになっています。
工場内にもそのような改善がたくさん試みられています。
例えば、台車やキャスターなどの置き場には、車輪が収まるレールを設置して、配置場所を示すだけでなく、苦労なく正しい位置に置けるような配慮をしています。
また掃除用具置場には、テーブルや椅子と同じように、フックとホウキに対応する番号をふると共に、ホウキやチリトリの数を明記して、パッと見て、用具の紛失などがないか分かるようにしています。

「環境整備」によって工場内で使う道具は、しっかりと定位置管理が出来るように。

社内、工場のいたるところで、このような取り組みを行っているのです。

Q)外部のコンサルタントを入れる訳ではなく、自社の人員だけで改善されていったのですね?

A)植垣:はい。最初は見よう見まねでしたけど。
ただ当社には部署が3つあり、その部署それぞれに独自に改善を行わせたのが、結果的に良かったように思います。

:「環境整備」を始めた当初は、「あの部署がこんな事をした」と聞いては偵察に行って、その改善方法を詳しくチェックして、さらにそれよりも良いものにして、自分の部署の改善に繋げたりしていました。
それを繰り返す事で、少しずつ「環境整備」の質も上がっていきました。

毛の抜けない清掃道具を探してバーテック製品に到達!

Q)バーテックのほうきやブラシを導入したのも、その「環境整備」の一環なのでしょうか?

A):そうです。以前までは清掃に、よくある古い茶色のホウキや、亀の子タワシを使っていました。
ですがそれらは、清掃の段階で毛がよく抜けてしまいます。
「環境整備」に取り組む中で、異物混入の可能性を下げるためにも、清掃道具の変更も検討しなければと思い行ったのです。
そこで、衛生管理に関する点検をお願いしている関係者に、毛が抜けにくい清掃道具がないか相談したところ、「こういう道具がありますよ」と、以下に挙げるバーテックさんの製品を教えていただいたのです。

  • ・ 衛生管理用ほうき(ソフト)
  • ・ 衛生管理用ほうき(ハード)
  • ・ 短柄ブラシ
  • ・ 長柄ブラシ
  • ・ 衛生管理用たわし

まさに当社が求めていた清掃道具だという事で、すぐに導入を決定しました。
これが約5年前の、2013年の事になります。

工場内にはバーテックの清掃用具がキレイに保管

Q)バーッテック製品を導入する前に使っていたほうきやタワシは、どういう基準で選別されていたのですか?

A)植垣:実は、選別基準などはありません。大昔から使っていたので、それを交換のタイミングでも同じものを発注して、使い続けていました。

Q)導入にあたって、他社との比較や、価格面についての検討はされましたか?

A):他社との比較はしていません。
価格面については、正直、これまで使っていた清掃道具よりは比較的高価ですので、迷いはありました。

Q)バーテック製品は、工場内のどこで使われているのですか?

A):今は、社内で使っている数十本あるほうきは、すべてバーテック製品です。
ブラシやタワシに関しても、部署によりますが、その多くがバーテック製に切り替わっています。

Q)購入してから、一気に切り替えられたのですか?

A):いいえ。
まだ使えるホウキはそのまま使っていましたし、「環境整備」のために、各道具に番号をふるなどの作業が必要だったため、購入自体は一度に行いましたが、切り替えは、道具の交換のタイミングに合わせて徐々に進めていきました。

丈夫で汚れ落ちも良い点が使ってみた率直な感想

Q)導入されたバーテック製品は、どのように使っていますか?

A):衛生管理用ほうきは、床の掃除。ブラシやタワシは、味付けを行う調理器具や機械などを洗浄する時に使っています。

衛生管理用たわしは、他社のブラシを使用していたのですが、「容器の角が洗いにくい」といった声が出ていたので、相談したところ、提案していただきました。また、現場によって使用している清掃用具に統一性がないといった問題がありました。
このような状態でしたので、当時は「清掃用具の管理がしにくい」状態に陥っていました。そこで、バーテックの工場診断を受け、製造の課長と品質管理課が中心となり、清掃用具を統一するプロジェクトを発足し、ブラシは4種類に集約、各課で必要個数をまとめ、全課で揃えることになりました。

「何年使っても、毛のヘタリがありません。本当に長持ちしてくれています」と沖氏。

Q)実際に使ってみての率直な感想を教えてください。

A):丈夫で長持ちしてくれて、汚れ落ちも良い点が、特に関心した点です。

●丈夫で長持ち
これまで使っていたほうきやタワシは、すぐに毛が開いたり、抜けたり、潰れてしまっていました。
その点、バーテックさんの製品は、どれも丈夫で、長く使っていてもヘタりません。
中には、5年前の導入時から続けて使っている衛生管理用ほうきもあるくらいです。
バーテックさんとしては、本当はもっと早く交換して欲しいという思いがあるかもしれませんが、5年使い続けても、まったく毛が劣化しておらず、問題なく使えています。
一本一本を比べると、バーテック製品は高いように見えますが、これだけ長く使えるので、ランニングコストを考えると、結果的に普通のほうきやタワシよりも、安く済んでいます。

●汚れ落ちが良い
丈夫なだけでなく、清掃を行いやすい形状、構造になっている点も、導入して良かったと感じているところです。
例えば、衛生管理用ほうきは、ソフトとハードの2種類を導入しているのですが、ソフトタイプの方は、とにかくゴミが掃きやすい。
小さなゴミも逃さず掃けるため、掃除が楽になりました。
ハードタイプの方は、毛がしっかりしています。そのため、床にこびり付いた油汚れ程度なら、削り取る事が出来るのです。
今までは油汚れが床にこびり付いた時は、スクレーパーというヘラ状の器具を、わざわざ持ってきて削っていました。ですが今は、それがなくなった事で、時間的なロスが減りましたし、ヘラで床を傷つける可能性もなくなりました。

鍋底や機械の裏側などを洗う時も便利ですね。
これまで亀の子タワシだけを使っていましたが、今は場所に応じて、短柄ブラシ、長柄ブラシ、衛生管理用たわしと、使い分けが出来るようになりましたし、ブラシに関しては取っ手が付いていて掴みやすい。清掃を行うにあたって、手が届きにくいとか、力が入りにくいといった事がなくなりました。
またバーテックさんの製品は、水洗いが出来るので、清掃道具そのものの汚れ落ちが良いというメリットもありました。

複雑な形状もバーテックのブラシなら苦労なくキレイに

Q)現場からはどのような声が上がっていますか?

A):今までは、清掃道具について、なにか言ってくる事はなかったのですが、バーテック製品を導入してからは、バーテックのカタログを見て、「これが欲しい」、「あれを買ってくれ」と要望を言ってくるようになりました。
導入するにはお金が掛かるから、本当に必要か見極めるためにも、ちょっと待ってほしいと、従業員には伝えています(笑)。

Q)従業員からの要望で導入したものはありますか?

A):まだありません。
ですが、細いところを洗えるパイプクリーンブラシの導入は、真剣に検討しているところです。

Q)バーテック製品を導入した事で、清掃に関するメリットの他に、なにか副次的な効果があった事などはありますか?

A):従業員が、より清掃道具を大切に扱うようになりましたね。
導入した時に「高いやつだからね」と念を押した事も、良かったかもしれません。
導入前は定位置管理をしていても、ほうきがどこかにいったりしていたのですが、今は皆がしっかり意識するようになり、素早く元の位置に戻ってくるようになりました。

Q)バーテック製品を他社にオススメした事はありますか?

A):まだありません。ですが、勧めていきたいという思いはあります。
このインタビュー記事が完成したら、「兵庫3S活動研究会」の参加企業にも見せて、こういう清掃道具があって、異物混入を防げるだけでなく、丈夫で長持ちするという事を伝えていこうと考えていました。
例えばお試しとして、ほうきを一本だけでも購入してみると良いと思います。 それでも実力は十分分かると思いますので。

将来的にはシャッター用ブラシの導入も検討

Q)植垣米菓株式会社の今後の展望と、そのためにバーテックに望む事を教えてください。

A)植垣:食品の衛生に関する意識は、日々高まってきています。
もし異物が混入してしまったら、莫大な費用を投じて、回収作業を行わなければなりません。
そうした事態を防ぐために、当社としては今後も、日々改善点を見つけながら整理、整頓、清掃をしっかりと行い、「環境整備」に取り組んでいこうと考えています。その取り組みの中で、次に考えている事は、防虫対策です。

:ここは食品工場なので、どうしてもファンによる空気の流れに吸い込まれる形で、入口から虫が入ってきてしまいます。
バーテック製品の中には、そうした入口からの虫の侵入を防ぐシートシャッター用のブラシがある事を知りました。
シャッターに取り付けるだけという手軽さながら、大きな効果があるという事なので、ぜひ将来的には導入を考えていきたいと思っています。

写真左から、沖氏、弊社・三瀧、末松。

■営業担当より一言

お忙しい中取材にご協力いただき誠にありがとうございました。取材の中で沖様をはじめとする従業員の方々に喜んで使っていただいていることを改めて実感し、大変嬉しく思います。今後も貴社の衛生管理のお役に立てるような改善提案をさせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

取材日時 2018年6月
取材・執筆 カスタマワイズ

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