導入事例

ペットボトル飲料や健康食品などの原料となる穀物の加工京都グレインシステム株式会社 様

京都グレインシステム株式会社

「バーテックのブラシは抜けないし、欠けもありません。
安心して使用できます。」

京都グレインシステム株式会社 品質管理課 課長 西川 僚太 氏(写真右)
弊社・代表取締役社長 末松 仁彦(写真左)
弊社・営業部 フードセーフティチーム 西日本エリア 近藤 美優(写真左から二番目)
弊社・マーケティング部 玉井まい(写真左から三番目)

ペットボトル飲料や健康食品などの原料となる穀物の加工を行っている京都グレインシステム株式会社では、奈良工場の防虫対策や衛生管理に、バーテックの「バーシャットⅡ」、「衛生管理用ほうき」、「バーキンタ」を導入しました。そこで各製品の評価や導入に至った経緯を、品質管理課課長の西川様に詳しく伺いました。(以下、敬称略)

京都グレインシステム株式会社
所在地:京都市下京区油小路木津屋橋下ル北不動町480番地 資生堂京都ビル2F(本社)
取材先:奈良県奈良市小倉町1224(奈良工場)
創業:1990年11月1日
社員数:72名
Webサイト:https://kyoto-grain.co.jp/

京都グレインシステム株式会社は、麦茶や玄米茶といったペットボトル飲料の原料を中心に、様々な穀物原料の加工を行っているメーカーです。近年では飲料だけでなく、食品分野にも力を入れており、パンやクッキー、チョコクランチ、焼き菓子など、様々な商品の原料の製造に携わっています。また既存の商品を製造・販売するだけでなく、企業からの依頼による独自製品の試作を行う企業としても、その柔軟性と開発力で高い評価を獲得しています。

京都グレインシステム株式会社について

Q)京都グレインシステム株式会社の事業内容をお教えください。

A)京都グレインシステムは、1990年に創業した京都に本社を構える、飲料品や食品の原料を加工・販売する会社です。「穀物」という意味を持った「グレイン」を社名に冠する通り、穀物をお茶や食品の素材に加工してメーカーに納める、OEM事業を中心としています。
京都にある本社やこの奈良工場の他に、石川県にも工場をひとつ保有しています。烏龍茶の輸入や逆にこちらの商品の中国への輸出なども行っています。

品質管理課 課長の西川様

メインに取り扱っているものは麦茶や玄米茶といった、お茶の元となる原料です。お茶の元になる生の穀物を焙煎し、香ばしく仕上げた状態にして納品しています。

またお茶だけでなく食品や健康食品の原料の加工にも力を入れており、パンやクッキーに練り込んだりフレーバーに使う素材として、粉末状にしたものを納めたりもしています。中でも大豆を焙煎して粉状にした「きな粉」は、弊社の中での主力商品の一つです。

Q)企業として大切にしていることは、どんなことですか?

A)「お客様が困っていること」への解決には積極的に取り組んでいます。 「こんな素材があるけど、なにかに使えないか?」といった要望に、弊社の営業や現場のスタッフが一丸となって応え、商品として具現化したような経験もたくさんあります。単純に発注されたものを加工して納品するというよりは、お客様と共に一から商品を作っていくという感覚ですね。

奈良工場 内観

2012年に国際的な食品安全システム認証規格
「FSSC22000」を取得

Q)衛生管理の取り組みについてお聞かせください。

A)弊社は元々昔ながらの「お茶屋」から始まったこともあって、10年ほど前までは、完璧な衛生管理を行うような体制は整っていませんでした。
しかし近年、世の中の飲食品の安心・安全に対する意識が高まってきたことや、お客様からの強い要望もあって、衛生管理に真摯に取り組むようになり、2012年にはこの奈良工場にて、国際的な食品安全システム認証規格である「FSSC22000」の認証を取得するに至りました。

これまで職人の感覚に任せていたところを、決められた基準やルールに則って作業をしなければいけなくなったため、最初は反発などもありましたが「FSSC22000」を取得する頃には、大分社内の意識も変わってきたように感じています。

Q)具体的にはどのような取り組みを行っていますか?

A)例えば、社内のスタッフで食品安全チームを組んで、衛生管理の取り決めが確実に運営されているかを確認したり、またパトロールを行って「整理・整頓・清掃・清潔・躾」の5Sが守られているかをチェックしています。またその情報を現場にフィードバックすることで、日々改善を行っています。

PCOの業者さんに、社内での勉強会を開催していただいたりもしています。
こちらは基本的には座学が中心なのですが、もっと現場のスタッフも取り込んでいこうと思い、私の提案で年間の目標を立てて、その目標に向けて取り組んでいくプログラム型の勉強会にスタイルを変えたりもしています。
ちなみにこの勉強会には、一度バーテックさんにも、お話をしに来ていただいたこともありました。

防虫対策や衛生管理の課題解決のためにバーテック製品を導入

Q)現在、京都グレインシステムの奈良工場では、バーシャットⅡ、衛生管理用ほうき、バーキンタを利用されています。これらを導入するに至った経緯を教えてください。

A)弊社の奈良工場は山の中にあるため、防虫対策は常に課題としてありました。 そんな折、業界誌に掲載されていたバーシャットⅡの広告を見かけたのです。
そこで連絡させていただいたところすぐに営業の方がお越しくださいました。詳しいお話を伺えただけでなく、その日のうちにシャッターの計測もしていただけたこともあり、バーシャットⅡの導入を本格的に検討することにしました。

そして防虫に有効なことはもちろん外から見える形で貼り付ける商品のため、お客様に対して「防虫対策に取り組んでいる」ことをよりアピールできる存在としても有用性が高いことから購入に踏み切りました。 これが2012年頃になります。

バーシャットを設置した奈良工場のシャッター

しっかりとシャッターに接地したブラシが、虫の混入を防止

その次に導入したのは、衛生管理用ほうきです。
弊社では、焙煎した麦や米などの原料を、一時的にタンクに保存しています。その原料を違うものに切り替えるタイミングで、タンク内の清掃をほうきで行う必要があるのですが、以前はこのほうきが、床を掃くほうきと同じ種類のものを使っていたのです。

もちろん、タンク内のほうきと床を掃くほうきは、分けて使っています。しかし、そもそも食品用のほうきではない点、見た目で床用のものとしっかり識別できない点から、タンク内を清掃するほうきは別のものを導入したいと考えていました。

そんな時にバーテックさんにほうきの提案をいただき、色分けされていて見分けが付きやすいことや耐久性が高いことから、購入いたしました。

タンク(写真左)ひとつにつき、専用の衛生管理用ほうき(写真右)を1本設置

最後に洗浄用ブラシであるバーキンタの購入は、スタッフからの要望がキッカケになりました。
PCOの業者さんの勉強会の中で、バーテックさんの商品を並べて現場スタッフが見て回れるイベントを催したところ、穀物を粉末にするラインのスタッフから「使いたい」という意見が出てきたのです。
そうしたスタッフの要望に加え、粉を除去しやすい硬めの毛が使われていることや、毛が抜けにくく丈夫なこと、そして金属検出機でも探知可能な素材が使われているということで導入に至りました。

防虫対策だけでなく対外的なアピールでもバーシャットⅡは活躍

Q)導入したバーテック製品それぞれの評価をお聞かせください。まずはバーシャットⅡについてはいかがですか?

A)バーシャットⅡは工場内のシャッターの中でも、特に商品へ虫が混入してしまいそうな箇所や虫の捕獲数が多い箇所など、リスクの高い3ヵ所に導入しています。
防虫対策はバーシャットⅡだけでなく、他の取り組みも併せて行っているため、ブラシ単体での分析は難しいのですが、工場内で捕獲できる虫の数は減っているので、しっかり活躍してくれていると感じています。

また弊社の工場は見学や監査のために、たくさんのお客様がいらっしゃいます。
その時にバーシャットⅡがあると見た目でしっかりと対策していることが伝わるため、より安心していただけるようになりました。
導入の決め手のひとつである、「防虫対策しているというアピール」が上手く機能してくれているという点でも、高く評価しています。

衛生管理用ほうきとバーキンタは耐久性の高さと使い勝手を評価

Q)衛生管理用ほうきとバーキンタについてもお聞かせください。

A)衛生管理用ほうきはタンクの清掃用ですので、タンクひとつに1本ずつ導入しています。
導入して実感したのはその耐久性の高さです。タンクという狭くて暗い閉鎖空間の中で使うため、中でガンガンとぶつけたり、状況によっては落としてしまうこともあるのですが、毛が抜けたり、欠けてしまうようなことが一切ありません。
毛のヘタリも少なくて中には3年以上使っているほうきもあるのですが、弊社くらいの使用頻度であれば、まだまだ保ってくれそうです。

使いやすさも評価しています。
普通のほうきだと凹凸がある場所を掃くと、凹んだ部分に粉が残ってしまうのですが、衛生管理用ほうきは、毛に適度な弾力があるので1回でさっと掃ききれます。取れ方が違いますね。

バーキンタは、穀物を粉末にするラインで活用しています。
こちらは先ほどもお伝えしたように、実際に現物を触ったスタッフからの要望で導入を決めた経緯もあるため期待通りでした。
細かな粉末もさっと除去できている点や、ほうき同様に高い耐久性がある点が現場からも好評です。

弊社の現場スタッフは職人気質の人が多く、道具ひとつ取っても気に入らないとなかなか使ってもらえません。その点、衛生管理用ほうきやバーキンタは現場にすんなりと受け入れられて、文句もまったく出ていないのでありがたかったです。

今後はブラシを適切に管理することに期待

Q)バーテックの営業担当の対応はいかがですか?

A)満足しています。こまめに営業に来ていただけていますし、新商品が出たら詳しく案内もしていただけています。
お付き合いさせていただくようになって何人か担当が変わったりもしていますが、皆さんフットワークが軽いですね。

また衛生管理についていろんなご提案をいただけるだけでなく、私の「こんなものがあればいいのにな」という悩みにも真摯に耳を傾けていただけている点もありがたいと思っています。

「ブラシの適切な管理を行う仕組みについてもご提案いただきたい」と西川様

Q)そうした西川さんの声がキッカケで「衛生管理用ほうき」の短柄タイプが誕生したと伺いました。その経緯を教えてください。

A)弊社では、衛生管理用ほうきをタンクの清掃に使っています。 大小様々あるタンクの中でも狭いものを清掃する際には、もっと取り回しが効くような短い柄のものがあればいいのにと現場スタッフから意見が上がってきたので、それをバーテックさんに提案してみたところ商品として開発していただけました。

Q)最後に京都グレインシステムの衛生管理における今後の展望と、そのためにバーテックに期待することを教えてください。

A)バーテックさんの助力もあり防虫対策や衛生管理のための道具を揃えるところまでは、ある程度は出来たと思っています。ですので今後は、それを適正に管理・交換していく仕組み作りにも取り組んでいきたいと考えています。
例えば衛生管理用ほうきであれば、現在は現場作業者や食品安全チームの5Sパトロールで交換時期のチェックは行っているのですが、現状ではどうしても見る人によって判断に差が出てしまっているのです。そこで、誰がチェックしても「同じ目線」で判断できるようになると良いなと思っています。

写真左から、弊社・末松、弊社・玉井、弊社・近藤、西川様。

■営業担当より一言

お忙しい中、取材にご協力いただきましてありがとうございました。これからも貴重なご意見、ご要望に応えられるように精進いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

お忙しい中、ありがとうございました。

取材日時 2019年12月
取材・執筆 カスタマワイズ

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