導入事例

郷土銘菓・和菓子・洋菓子の開発・製造・販売株式会社たこ満 様

たこ満

バーテックのブラシに変えたら、
お菓子に異物が混入する心配がなくなりました。

株式会社たこ満 品質・開発管理課 栗山和美様(左)、課長 望月寛子様(右)

遠州(静岡県西部)を中心に近年急成長を続ける菓子製造・販売の株式会社たこ満では、工場内で使用するタワシ型ブラシをバーテック製品に変えた。女性が多く働く工場内で、バーテックが強みを発揮する点は何なのか。品質・開発管理課の望月寛子様と栗山和美様に詳しくお話を伺った。

所在地:静岡県菊川市上平川565-1
設立:昭和52年4月
代表取締役社長:平松季哲
従業員数:380人
Webサイト:http://www.takoman.co.jp/

外観写真

株式会社たこ満の主な業態

Q)株式会社たこ満の主な業態を教えてください。

A)株式会社たこ満(以下たこ満)の主な業態は郷土銘菓・和菓子・洋菓子の開発、製造、販売です。本社と工場は静岡県菊川市に置いています。「郷土の自然のもとで育てられ、旬の季節に採れた新鮮な素材を、同じ気候風土に根ざした場所で作ったものが、身体にとっても自然で最も良い食の方法である」という仏教の教えである身土不二の教えを大切に、原材料やネーミング、パッケージなども地元の遠州にこだわり、地域に根ざした企業であることを心がけています。

Q)和・洋菓子なのに社名が「たこ満」とはユニークですね。社名の由来を教えてください。

A)初代社長が東京に修業に出た際に初めて食べた蛸酢の美味しさに感動し、食にかかわるならこの蛸酢以上に美味しいものをお届けしたいと思ったのが社名の由来です。社名の由来はよく聞かれますから、由来を書いた暖簾を店頭にも置いています。ユニークだからこそ覚えていただきやすいのかもしれませんね。

使用しているバーテックのブラシ

Q)使用しているバーテックのブラシを教えてください。

A)お菓子を作る際のボールや鍋の洗浄に「バーキュート衛生管理用タワシ」のSサイズ(※)の青を使っています。他に、器具や機械の細かい部分の洗浄に歯ブラシ型ブラシの青を使用しています。

現在たこ満の工場で使用しているバーテックのブラシ。
バーキューと衛生管理用たわし・サイズS(左)と歯ブラシ型ブラシ。

※製造終了品。現在はM・Lサイズのみとなっております。(2017年11月現在)

洗浄用ブラシを変えた理由とは?

Q)バーテックのブラシを使う前は、どうしていたのでしょうか。

A)亀の子タワシを使っていました。他にもよく家庭で使われるようなスポンジやブラシなどを使って洗浄していました。しかしこうした洗浄用の用具を至急見直さなければならない状態になりました。

Q)なぜ、亀の子タワシのような家庭でも使われる用具を見直す必要が出てきたのでしょうか。

A)お蔭様で、たこ満は近年大きく成長してきたから、というのが用具を見直したきっかけです。見直す以前は衛生管理は和菓子職人や、洋菓子のパティシエが全責任を持っていました。これまでのように小規模だったときは、職人やパティシエの目が充分に届いていましたので、それで問題はありませんでした。

しかし最近、規模を拡大したことによって、200名のパート、アルバイトの方に登録いただいていて、常時100名近くの方々が工場で作業に携わっています。その為、会社として組織的に衛生管理を徹底していく必要が出てきました。洗浄用具を見直したのもそのためです。

望月寛子様
信条は「いつでも笑顔」

食品工場で亀の子タワシは使うべきではない

Q)洗浄用具を見直すことにし、具体的にはどうされたのですか。

A)衛生管理のコンサルタント会社と契約を結びました。コンサルティングを受けた最初に、「亀の子タワシは使うべきではない」との指導を受けました。

Q)亀の子タワシが良くない理由とは何ですか。

A)大きく言って2つあります。この2つは、コンサルタントから指摘されたものでもありますが、実はそれ以前に現場からも指摘の声が上がっていました。

①素材

亀の子タワシには主にヤシの実繊維が素材として使われています。これは天然のものですから、カビが生えやすい、腐りやすいなどの弊害があります。食品工場にとって、カビは大敵です。

②色

亀の子タワシの毛は、茶色です。お菓子もお饅頭や焼き菓子などは茶色のものが多いため、毛が抜けたりしても発見しにくいという弊害があります。食品の中に異物が混入するのは絶対に避けなければなりません。

栗山和美様
信条は「いつでも笑顔な挨拶」

たこ満の工場内部(ガラス越しに撮影)。働いているのは多くが女性。それぞれが皆、衛生面で高い意識を持っている。

バーテックのブラシに決めた理由

Q)そこでバーテックのブラシに変更されたわけですが、どのようにしてバーテックのブラシを知ったのでしょうか?

A)契約していた衛生コンサルタント会社が紹介してくれました。しかし紹介されたのはバーテック製品だけではなく、他社のブラシもありました。そこで自分達でホームセンターに出向いて買った洗浄用具と数社のブラシを、現場の意見も聞きながら比較検討し、バーテックのブラシに決めました。

Q)比較検討の結果、バーテックのブラシに決めた理由は何でしょうか?

A)理由は主に3つあります。

形状とサイズ

バーテックにのみタワシ型の製品がありました。ブラシを実際に現場で使うのは、家庭でも亀の子タワシを使い慣れている女性です。他社はほとんど海外のメーカーであったということもあり、タワシ型のブラシがありませんでした。似たような形状であってもどことなく大きく、女性の手に馴染みませんでした。バーテックのブラシにはタワシ型があったばかりでなく、サイズ展開も豊富でした。色々試した結果、タワシ型のSサイズが一番手に馴染み、使いやすいことが分かりました。これが1番大きな決定理由になったと思います。

バーテックのタワシ型ブラシSサイズは女性の手に馴染みやすい。

耐熱性・耐薬品性・耐磨耗性に優れていること

バーテックのブラシは毛の素材にPBT(ポリブチレンテレフタレート)を使用しているそうです。これは耐薬品性・耐摩耗性に優れ、130℃の耐熱になっているそうです。器具の洗浄には熱湯や薬品も使いますし、毎日使うものですから磨耗性にも優れているのはありがたいと思いました。

毛の色

バーテックのブラシは5色の中から選択することができました。色展開をしているブラシは他にはなかったのです。たこ満では調理器具洗浄に青のブラシを選びましたが、これは食品には青という色を持ったものがないため、ブラシの毛が抜けてもすぐにわかるという利点があります。

現場からのクレームを聞いて納得

Q)バーテックのブラシに変えて、現場の方の反応はいかがですか。

A)今までたびたび寄せられていた亀の子タワシの弊害についてのクレーム、つまりタワシにカビが生えたとか、腐りやすい等という声はピタリとなくなりました。その代わり、ブラシの毛が抜けやすいという声が多く寄せられるようになりました。

Q)毛が抜けやすいというクレームを聞いてどう思われましたか。

A)とても安心しました。それは毛が抜けているのがわかるという事を意味するからです。バーテックの青い毛はそれだけ目立つということですよね。お菓子の中に異物が混入すると言うリスクを極限まで減らせるという事を意味します。逆に今まで毛が抜けたという声がなかったというのは、毛が抜けたことに気付いていなかったのだとゾッとしました。ブラシを変えてよかったと思いました。

顔が見える対応に感激

Q)他に現場からの声はありましたか。

A)毛が抜けるという声の他には、特にありませんでした。しかし、毛が抜けやすいという声が多く寄せられたので、バーテックのお客様アンケートに書いてFAXで送ってみました。

Q)バーテックからの何か対応はありましたか。

A)担当の岩野さんからすぐに電話がかかり、その後菊川市の工場まで足を運んでくださいました。そしてブラシの形状と、毛が抜けにくい持ち方を説明・指導してくださいました。タワシ型ブラシの持ち方を変えたところ、目に見えて毛は抜けにくくなりました。

バーテックの担当者はブラシの毛がない状態のものでブラシの構造を説明。
持ち方をブラシを覆うような持ち方(左)から、柄を持つように替えたら(右)、毛の抜けは格段に減った。

毛が抜けにくくなったことはもちろんですが、説明の為に工場までわざわざ足を運んでくれたことに感激しました。私達は他にも多くの業者の方に係わっていただいていますが、いつも電話だけで会ったことがない方が大半です。工場が都会にあるわけではないので、仕方ないとは思っていますが、やはり顔が見えるほうがなにかと安心ですし、相談もしやすいですから。もし岩野さんのお顔を見ていなかったら、バーテックのブラシは導入していなかったかもしれませんね。

現場からの声で歯ブラシ型ブラシも使用

Q)たこ満ではタワシ型ブラシだけでなく歯ブラシ型ブラシも使っていますね。

A)これも現場の声から取り入れました。調理器具や機械の細かい部分の洗浄には歯ブラシ型のブラシが適しているのですが、本物の歯ブラシを使うのはいかがなものかという声が上がりました。歯ブラシは口の中に入れて使うものです。使用済みの歯ブラシを使っていて不衛生だと思われるのではないかと。たこ満では積極的にお客様の工場見学を受け入れています。実際に見ていただくことによって、衛生面においてもご安心いただけます。

そんな現場の声を受けて、歯ブラシからバーテックの歯ブラシ型ブラシに変えました。これも毛の色は青に統一しました。

今後、バーテックに期待すること

Q)バーテックへの今後の期待があればお聞かせください。

たこ満では、組織的な衛生管理に取り組みだしていますが、実際はまだ至らないところがたくさんあります。バーテックは豊富な商品があるばかりでなく、衛生管理のノウハウも多くお持ちだと思います。今後、それらの知識を教えていただき、アドバイスいただけるとありがたいです。

「コスト面よりもリスクヘッジが大切だ」との信念で、一つひとつ取り組んでいこうと思っています。

これからもずっと「顔の見える」対応を心がけていただきたいですね。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

「従業員一同心を合わせ、美味しいお菓子と笑顔を提供して行きます」

■営業担当より一言

望月様、栗山様、お忙しい中インタビューに答えてくださいましてありがとうございました。
「毛が抜けやすい」とのお声を頂いたとき、伺っていなかったら、当社のブラシをお使いいただいていなかったかもと聞いて、すぐに行ってよかったなと思いました。
当社にとっても、実際にお使い頂いている皆様の声はとても貴重です。これからもできるだけユーザーの皆様のご意見を大切にして、お役に立てるようがんばります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

お忙しい中、ありがとうございました。

取材日時 2010年3月
取材・執筆 カスタマワイズ

Page top