導入事例

高級米菓(うるちせんべい)用生地製造・販売マルタ製菓株式会社 様

マルタ製菓

バーテックのロールブラシとハンドブラシを
導入してから、「異物混入がゼロ」。
取引先からも、大変喜ばれています。

マルタ製菓株式会社 代表取締役社長 浅井仁一様(中央)、弊社代表取締役社長 末松仁彦(右)、関東事業所 北條正浩(左)

所在地:山形県東根市大字松沢字松道151-1
創業:昭和30年10月1日
代表取締役社長:浅井仁一
従業員数:17名
Webサイト:http://www.maluta.com/

「サクランボ」の生産量、日本一で有名な山形県東根市にあるマルタ製菓株式会社様は、既存ユーザー様からのご紹介が縁で、機器の洗浄作業にバーテックのロールブラシとハンドブラシをご使用いただいています。導入に至った経緯と効果を中心に、マルタ製菓株式会社 代表取締役社長 浅井仁一様にお話を伺いました。

外観写真

工場外観(山形県東根市)

マルタ製菓株式会社の主な業態

Q)「マルタ製菓」について、教えてください。

A)昭和30年創業の高級米菓用の生地専業メーカーです。専業とはいえ、業界は狭く、売上規模も業界全体でも、3千億程度です。

Q)「米菓」とは、どういう食べものですか?

A)米菓は、お米からできるお菓子のことで、「せんべい」と「あられ、おかき」の二種類に分かれます。

一般の方は、その二種類を意識することは少ないと思いますが、私ども米菓業界の中では設備の違い等もあり、「うるち米」を原料にしたものを「せんべい」、「もち米」を原料に使ったものを「あられ、おかき」と呼んで区別しています。その中でも、「うるち米のせんべい」の生地メーカーは少なく、全国でも十数社程度。それも東日本にしかありません。

代表取締役社長 浅井様

おそらく多くの消費者は、当社のような存在をあまりご存知ないと思います。その際、よく挙げる例として、製麺業があります。製麺業は、自社で麺を製造し、ラーメン店などに卸しています。ラーメン店はその麺を加工し、ラーメンとして消費者に提供します。当社で製造している米菓は、製麺業の麺に相当します。

「マルタ製菓」で使用しているバーテックのブラシ

Q)マルタ製菓では、バーテックのどの製品をお使いですか?

A)異物混入対策として、金属検出器に反応するロールブラシ「ロジスブラックシステム」と、機器の清掃用の金属検出器に反応するハンドブラシ「バーキュート短柄ブラシ」と樹脂ヘラ「バーキンタスパチュラ」と、あと「フロアデッキブラシ」を使用しています。

課題)万一、異物が混入しても見つけづらかった

Q)なぜ、バーテックの製品を使うことになったのですか?

A)異物対策です。当社の製造する「せんべい(米菓)」の原材料は「うるち米」です。これは、粘り気のあるものですから、洗浄に手間がかかります。

うるち米をダンゴ状にし、練るのですが、そのダンゴを型抜きします。型は、作るおせんべいによって、大きさや形だけでなく、その配合も変わります。
たとえば、「海老」や「海苔」などと、「うるち米」が混ざることで、いろいろな味や大きさの「おせんべい」ができあがりますが、新しい配合に移るときには、1日に数回、その汚れをブラシで洗浄します。ところが洗浄したときに、このブラシの毛が抜け落ちることがあります。特に、私どもは「うるち米」を製粉するので、粉の粗い・細かいや、原材料の善し・悪しにも影響され、異物混入を防ぐことに苦慮していました。これまで使っていたブラシは抜けても、金属探知機に反応しなかったのです。

金属検出器反応タイプ

ですから、異物混入を防ぐため、「抜けづらいブラシ」、あるいは、「抜けてもわかるブラシ」をさがしていました。

Q)昨今、異物混入は特に厳しくなってきた印象があります。

A)おっしゃるとおりです。年々、厳しくなってきた印象を受けます。当社でも、15年ほど前からより一層、厳しくなってきました。

また、ひとくちに「異物」と言っても、さまざまです。いちばん怖いのは金属に違いないのですが、金属であれば金属探知機に反応してくれるので、防ぎようがあります。しかし、ブラシの毛や他のものでは金属探知機に反応しづらいので、目視で確認する以外に方法がありませんでした。

金属検出器に反応する「ブラシ」をさがしていた

Q)これまで、どのようなブラシを使っていたのですか?

A)市販されているブラシです。「亀の子たわし」や「金ヘラ」「プラスチック製のヘラ」など、ホームセンターでも買えるようなブラシ等ですね。安くて、すぐに交換できるので便利なのですが、異物混入対策には不十分です。異物混入は、経営を脅かすような大きな問題ですから、常に不安を感じていました。

そこで、「抜けづらいブラシ」や「抜けても、金属検出器に反応するブラシ」をさがしていたところ、バーテックのユーザーであり、雷おこしで有名な東京・浅草の常盤堂さんから、「ウチはこんなの使ってるよ」と紹介されたのが、バーテックの金属検出器に反応する「バーキンタシリーズ」

自社にも適応するか?その点を確認した

Q)紹介されたバーテックの「ロジスのバーキンタ」はいかがでしたでしょうか?

A)金属探知機に反応するということですが、私どもで使えるか?ということでした。そこがいちばん肝心なところですから、すぐに地元のバーテックの代理店に声をかけ、相談しました。すると、バーテックに連絡を取ってくれ、バーテックの東北地 区担当者が当社まで来てくれたのです。

この複雑な形状を洗浄するのに、困っていた

Q)バーテックの営業担当者の対応は、いかがでしたか?

A)説明がわかりやすかったですね。おそらく、同じような悩みを抱えているメーカーの対応経験があるのでしょう。すぐに、当社の状況を把握・理解してくれました。
そこでまず、テストピースを用意してもらい確認すると同時に、金属検出器に反応するハンドブラシを使わせてもらいました。とても使いやすい印象を受けました。

ロールブラシによる清掃

Q)これまでお使いになっていたのは、どこでも手に入る、比較的安価な市販品ということでした。バーテックの製品は、市販品よりは高くなると思いますが、その価値はありましたか?

A)はい。十分にその価値はありました。
しかし、価格だけの問題ではないと考えています。異物混入は、ビジネス上の信用に関わってくる重大な問題です。もちろん、安いにこしたことはありませんが、価格で決定するほど、かんたんに決めるべき問題ではないと思っています。

バーキンタ

バーテックのおかげで、「ブラシの異物混入ゼロ」を実現

Q)実際にバーテックの製品を使い、どんなことが変わりましたか?

A)バーテックの製品導入の効果は、大きく3つあります。
1. ブラシの異物混入がゼロになった
2. 従業員も負担なく使っている
3. 耐久性にも優れている

Q)「1.ブラシの異物混入ゼロ」という効果は、すばらしいですね。

A)はい。今まででは、考えられなかったことです。
これまでも、お得意さまからご指摘をちょうだいすることは、少なからずありました。もちろん、消費者の方のお手元に行く前に防げていたので、問題が表面化することも、関係が悪化することもありませんでした。それがバーテックの製品を使い始めてからは、ブラシの異物混入がゼロになりました。ブラシの異物混入のご指摘は、一切ちょうだいしていません。

ひとくちに異物といっても、完全にゼロにすることはたいへんなことです。機械もすべて金属製です。その金属片が混入する可能性だってあり得ます。しかし、金属なら金属探知機で判明できるので、まだ安心です。問題は、金属でない場合です。
「抜け落ちたブラシの毛」は完全な異物。その点も、バーテックのブラシを使うようになってからは、金属検出器で防ぐことができています。とても安心できますし、取引先からの評価も上がっていると思います。

Q)「2.負担なく使っている」とのこと。従業員の方々反応は?

A)いくら異物混入がゼロになったとしても、現場で使う従業員の負担になっていては続きません。もちろん、無理矢理、使わせることもできませんし。その点、従業員の反応は非常に好評です。

Q)「3.耐久性にも優れている」とのことですが、市販品とはどれくらい違うのでしょうか?

A)ロールブラシとハンドブラシ、共にまだ1年も使っていませんが、市販品よりも長持ちしている印象があります。

以前、使っていたロールブラシは、平均して6ヶ月で交換。ただ、これはモノによっても違っていて、新品でも、すぐ抜け落ちてしまうものもありましたね。ただ、さすがに消耗してくると、短い毛先だけが擦れて金型に当たり、異物になってしまうこともありました。

ハンドブラシは、使い始めて4ヶ月ほどですが、まだ交換時期ではありません。これまでのブラシは、平均して2ヶ月ぐらいすると先が丸まってしまい、使い物になりませんでした。現時点で、すでに2倍長持ちしています。まだ、使えますし、その意味では、コストパフォーマンスにも優れていると思います。

自社に適用するか、試してみる価値はあります

Q)現在、異物混入対策に悩んでいる製造業の方々へ、アドバイスをいただけますか。

A)年々、異物混入に対する目は厳しくなっています。そして、それは企業経営を揺るがす可能性がある重要な問題でもあります。
米菓製造を機械でしている以上、ある一定の混入の可能性は避けられませんが、可能な限りゼロにできる方法があるとすれば、金属探知機に反応する材質を使うことではないでしょうか。その点、今回、バーテックの製品を使った結果、「異物混入がゼロになった」点は、ご参考になるのでは?と思っています。
また、今回、私どもは常盤堂さんからのご紹介で、良縁に恵まれました。

ハンドブラシを使った、洗浄作業風景

今後、同業の方や取引先で異物混入に頭を悩ましているとわかれば、狭い業界でもありますし、ぜひご紹介差し上げたいと思います。ただ、会社によって、独自の方法やこだわりもあることでしょう。自社で適するかどうかを判断するためにも、一度、試してみる価値はあると思います。

Q)今後、バーテックに期待することをお聞かせください。

食品加工工場にとって、異物混入は大きな課題です。その意味でも、今回バーテックの製品を導入し、その負担が大きく減ったことは、たいへん助かりました。今後共、いろいろな製品をご紹介いただき、検討させて欲しいと考えています。どうぞ、よろしくお願い致します。

「取引先からも、大変喜ばれています」(浅井様 談)

お忙しい中、ありがとうございました。

取材日時 2016年4月
取材・執筆 カスタマワイズ

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