導入事例

各種鋳鋼品の製造・加工呉羽製鋼株式会社 様

導入製品

呉羽製鋼

ホームページで、ワイラーパワーブラシの毛先を見た瞬間、
「おっ、これは良さそうだな」と直感しました。

呉羽製鋼株式会社 福知山工場 工場長 吉田隆宏

呉羽製鋼株式会社は大阪市に本社を置く鋳鋼品の製造会社です。真円度の高い鋼管づくりに定評があります。呉羽製鋼 福知山工場の吉田工場長に、金属の研磨に適したブラシの条件について詳しくお聞きしました。

所在地:京都府福知山市長田野町1丁目30番地
Webサイト:http://www.kurehaseiko.co.jp/

呉羽製鋼株式会社の業態

Q)呉羽製鋼株式会社の業態を教えてください。

A)呉羽製鋼は1956年に創業、大阪市と京都府福知山市に生産拠点を持っています。得意とするのは表面が滑らかで真円度の高い鋼管の製造です。この製法で1978年から製品の製造を開始しました。

Q)どのような製法ですか?

A)帯状の鋼板を金型の周囲にスパイラル状に巻きつけ、鋼板の端面同士を短時間に融着させる製法です。通常の製法との大きな違いは鋼板同士の融着に、溶接ではなく高周波電流を利用することです。結果、段差のない滑らかで美しい鋼管が作れます。
また、長尺管にも強みを持っています。通常の鋼管は、定尺6メートルですが、サイズによっては16メートルまで製造できます。
呉羽製鋼の鋼管は、空調ダクトや集塵ダクト、ダム等の大型プラントなど、真円度の高い長尺管が必要とされる場所に多くの納品実績があります。

呉羽製鋼のと行くとする、「薄肉溶接スパイラル鋼管」製品例

呉羽製鋼はバーテックの製品をどう使っているか

Q)バーテックのどんな製品をお使いですか?

A)2006年3月に、ワイラーパワーブラシのノット型カップブラシ№3075100とノット型ホイルブラシ№3074100と軸付ノットエンドブラシ№3754800を購入しました。これら2つの共通点は毛先にひねりがあることです。グラインダーに取りつけて、安全のため最高回転数(1分間に14000回転)を守って使っています。

  • 3075100

  • 3074100

  • 3754800

Q)ワイラーパワーブラシを、どんなときにお使いですか?

A)パイプを溶接したあとの接合部分にできる、スパッターやビードを研磨するとき又、鋼板の錆を除去するときに使っています。
ワイラーパワーブラシで接合部分を叩くことで、ハンマー効果により母材の面が滑らかで強くなります。

ワイラーパワーブラシで研磨前

ワイラーパワーブラシで研磨後

ワイラーパワーブラシを使用する前は、何を使っていたか

Q)今までは、接合部分の研磨に何をお使いでしたか?

A)これまでに3種類の研磨方法を試してみました。「砥石」、「ジェットタガネ」そして「ワイヤーブラシ」です。しかし、それぞれに弱点がありました。

まず砥石の弱点は、こすったあとが妙に光ることでした。鋼管は塗装しない裸のままで納品するので目立ってしまうのです。製鋼業界で研磨に砥石を使うことは、とりわけ珍しいことではありません。しかし傷がついたように見えてしまうのを避けるといった理由で、砥石の使用を控えるようになりました。

次に使ったのはジェットタガネです。ジェットタガネの弱点は音と振動でした。かつては大きなノロを取るために鋼鉄線ニードルがついたエアタイプのジェットタガネを使っていました。鋼鉄線と鋼管がぶつかりあうたび、耐えられないくらいの大きな音が広い工場内に響き渡ります。また、30分もジェットタガネを使用すると震動がひどく、手が震えて鉛筆も持てないくらいでした。これらは生産性にも影響する大きな問題でした。

今まで使っていたワイヤーブラシの問題点とは

Q)今までお使いになっていたワイヤーブラシの問題点をお聞かせください。

A)ワイヤーブラシは、研磨材のなかでは製品に傷をつけないという点で、いちばん優れていました。しかし安全性と耐久性に問題がありました。
キーワードにすると「飛ぶ」「曲がる」「消耗が早い」の3つです。

Q)「飛ぶ」とは、具体的にどのようなことですか?

A)研磨中にワイヤーブラシの毛が折れて飛散することです。以前使っていた商品は高速回転で研磨をすると、毛が折れて飛び散ってしまいました。ワイヤーの素材が高速で回転し飛散するのは針が飛んでくるとことと同じで、作業員にとっては大変危険です。

Q)2番目の「曲がる」とは?

A)ワイヤーブラシの毛先が、途中で折れたり曲がったりすることです。最後まで持続できないのでは結局のところコストも高くついてしまいます。

Q)では、3番目の「消耗が早い」とは?

A)ブラシの消耗が激しいことです。先ほど申し上げたような状態で、最後まで使い切るまでに毛先が折れてしまい、すぐにだめになってしまうのです。ブラシは消耗品ですが、取り換えの手間、在庫管理などのコストを考えると、少しでも長く使えることができたらそれに越したことはありません。

以上のように安全性と耐久性の理由で、今までのワイヤーブラシに代わるものを探す必要を感じました。

バーテックをどこで知ったか

Q)バーテックのブラシはどこで知りましたか?

A)大阪で開催された展示会で名前は耳にしました。まだそのときは、多少、興味を持つ程度でした。のちにインターネットで「ワイヤーブラシ」などの言葉で検索するうち、バーテックのホームページに行き着きました。

Q)ワイラーパワーブラシを購入したきっかけは何ですか?

A)ホームページに載っていたWebカタログの写真です。毛先にひねりがあるのを見た瞬間、直感的に「おっ、これは良さそうだな」と思いました。毛先に工夫があるぶん、ワイラーパワーブラシなら、従来のワイヤーブラシよりも飛びにくく長持ちするかもしれないぞと。

またホームページには「効果があるか不安に思うお客様のために、サンプルを無償で提供しています」とも書かれていました。商品に自信があるなと思いました。確かに、興味を持っても買ってまで試すのは億劫です。あらかじめサンプルで使い勝手を確認できるのは、顧客本位の親切な会社だと思いました。またISO9001を取得しているのも、品質に信頼がおけそうな感じでした。

送られてきたサンプルを早速、現場で試してもらいました。期待どおり「いいもんや!早く入れよう!」という声があがり、すぐに購入を決めました。現場の人間が太鼓判を押すのだからこれは確かだろうと。期待が確信に変わったのです。

ワイラーパワーブラシの評価

Q)実際に、ワイラーパワーブラシをお使いになっていかがでしたか?

A)今まで使った研磨材のなかでいちばん優れていると思いました。
長所を具体的に言うと、一つめは「安全に使える」こと。二つめは「耐久性に優れている」ことです。

Q)順番におたずねします。一つめの「安全に使える」とは?

A)毛が飛散しないので、安心して作業に集中できます。現場からもほとんど飛散はしないと聞いています。必然的に仕事の能率も上がりました。

Q)二つめの「耐久性に優れている」とは?

A)効果が変わらないまま最後まで長く使えます。理由は、毛の密度が全体的に均一に磨耗していくように設計されているからだと思います。他のワイヤーブラシは、ブラシの毛が飛散してブラシの密度が少なくなり使えなくなります。一方、ワイラーパワーブラシはブラシが擦り減るように摩耗していくので、ブラシの密度はそのままで、長く使うことが出来ます。半年前にサンプルでもらったブラシが工場内にあるのですが、だいぶちびてしまってもまだ活躍していますよ。長くもってくれるのは嬉しいですね。

今後、バーテックに期待すること

Q)バーテックへの今後の期待があればお聞かせください。

A)呉羽製鋼は今後も安心して働ける職場環境を守っていきます。これからもバーテックには、安心して使えるブラシの提供で私達の手助けをしてもらえればと思います。もっと幅広い製造工程に使っていきたいので、サイズの幅をさらに増やしていただけるとありがたいですね。末永くよろしくお願いします。

お忙しい中、ありがとうございました。

取材日時 2007年10月
取材・執筆 カスタマワイズ

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