導入事例

アロエを原材料とする医薬品、医薬部外品、化粧品、健康食品を製造小林製薬グループ・アロエ製薬株式会社 様

導入製品

  • カラー・ドアドア
アロエ製薬

ドアと床の隙間にブラシを取り付けました。
ドアの開閉が楽になり、虫や遺物も入らなくなりました。

アロエ製薬株式会社 製造部 部長 伴野利幸氏(中央)、弊社営業部 松山(左)、弊社マーケティング室 谷山(右)

小林製薬グループ・アロエ製薬では、ドアと床の隙間に防虫・異物混入を防止するバーテックのブラシ「カラー・ドアドア」取り付けた。「カラー・ドアドア」を取り付けた経緯やその効果、また製品の今後の課題点などについて、製造部・部長の伴野利幸様(写真中央)に詳しくお話を伺った。

所在地:静岡県島田市大柳290番地の9
創立:昭和13年
従業員数:41名(2015年1月現在)
Webサイト:http://aloe-seiyaku.co.jp/

小林製薬グループ・アロエ製薬の業態

Q)小林製薬グループ・アロエ製薬の業態を教えてください。

A)小林製薬グループ・アロエ製薬(以下、アロエ製薬)は、アロエを原材料とする医薬品、医薬部外品、化粧品、健康食品を製造する製薬会社です。

原材料となるアロエを医薬品として使用できているのは、アロエ製薬だけです。また、アロエは、100%国産で無農薬のものだけを使用しており、西伊豆の契約農家が栽培しています。
本社がある静岡市内に近い西伊豆で栽培されていることにより、製品の品質のチェックや原料のトレ-サビリティがとりやすい体制をとっています。

アロエ製薬の主力商品 アロエ軟膏

購入したバーテックの製品

Q)購入したバーテックの製品は何ですか?

A)アロエ製薬では、防虫・異物混入防止用のブラシ「カラー・ドアドア」を購入しました。「カラー・ドアドア」を薬品や医薬部外品、化粧品等を製造する工場の全てのドアに取り付け、ドアと床の隙間を塞ぎました。取り付けていないのは、事務室や応接室など、特に異物混入が問題にならない部署だけです。

ブラシの毛丈は25mmと40mmがありましたが、、アロエ製薬でとりつけたのは毛丈25mmのブラシです。

薬品・化粧品等を製造する工場のすべてのドアに取り付けられたバーテックのブラシ「カラー・ドアドア」。緑はアロエのイメージカラー。

アロエ製薬の防虫・異物混入への取り組み

Q)製薬会社には防虫や異物混入に対して、規制があるのですか?

A)製薬会社にはGMPという基準があります。これは1996年より厚生省(現厚生労働省)より義務づけられている省令で、医薬品の製造管理、品質管理の規制です。そのため、小林製薬グループは総合衛生管理会社と契約してコンサルティングを受けるだけでなく、様々な対策、定期的な消毒・数値の検査を行っています。

Q)アロエ製薬が行った「様々な対策」とはなんですか?

A)アロエ製薬では、2007年の夏、社内にある5Sグループ、防虫対策グループが中心となり、改めて工場内への異物混入防止について見直しました。「5S」というのは職場の環境維持のために整理・整頓・清掃・清潔・躾を徹底しましょうという項目の事です。見直しと同時に実行した対策は主に3つあります。

1. 繊維の混入防止対策

工場内に侵入する異物の原因を追及した結果、主に靴下の繊維であると判明しました。そこで工場に入る時は、異物となる繊維クズが出にくいナイロン製のストッキングを上から履いて靴下からでる繊維クズを遮断するように定めました。

2. 飛来虫対策

工場の窓に、遮光効果のある防虫カーテンや防虫フィルムを取り付けました。飛来虫は明るいところに集まってきますから、遮光性のカーテンやフィルムを取り付けることにより、光を遮断し、飛来虫が寄ってくるのを防ぎました。

3. 匍匐(ほふく)虫対策

ドアと床の隙間に「カラー・ドアドア」を取り付けました。匍匐(ほふく)虫というのは、肉眼では見えない、顕微鏡でやっと見えるようなレベルのチャタテ虫やダニなどのことです。歩行虫とよばれる虫よりも、さらに小さい虫です。匍匐虫は主にドアと床の隙間から入ってくるので、この隙間を塞ぐ必要があります。

「カラー・ドアドア」を取り付ける前の問題点

Q)「カラー・ドアドア」を取り付ける前は何を取り付けていたのですか?

A)アロエ製薬では、ドアと床の隙間にゴム板を取り付けていました。
ゴム板で完全に隙間を塞ぐとドアを開け閉めする際に床と摩擦を起こし、ドアが重くなります。ドアが重いと、開閉するだけで大変なので、人の出入りや物資の搬入・搬出に支障が出てしまいます。ゴム板では作業効率が悪いので、なんとかならないかという意見が現場から出ていました。

「徹底した品質管理のために日々、異物混入とは戦いです」と伴野氏。

「カラー・ドアドア」以外に検討した商品

Q)「カラー・ドアドア」に決める前に、検討した商品はありますか?

A)はい。2つ検討しました。

1. スポンジ

当初、ドアの隙間にスポンジを取り付けてはどうかと考えました。スポンジだとドアの開閉は楽にはなるでしょう。しかしスポンジが古くなってちぎれたりすると、スポンジカス自体がゴミとなり異物混入の原因となるため却下となりました。

2. 掃除用のブラシ

インターネットで掃除用のデッキブラシのブラシのみを扱っている会社をみつけました。このブラシは防虫対策としても使えるだろうかと問い合わせたのですが、あくまで掃除用であって、防虫に関しては考えていないとの回答でした。

「カラー・ドアドア」知った経緯

Q)なぜ、ドアと床の隙間に「ブラシ」をとりつけようと思ったのですか?

A)私が小林製薬グループの他の工場を見学したときに、ドアと床の隙間にブラシを取り付けているのを見たからです。見学した工場も虫・ゴミよけにブラシを取り付けているとの事だったので、ブラシという選択肢がうまれました。

Q)バーテックのブラシ「カラー・ドアドア」はどこで知ったのですか?

A)小林製薬グループが契約している総合衛生管理会社に問い合わせたのです。総合衛生管理会社が紹介したのは、バーテックのブラシだけでした。バーテックのカタログには、「防虫・防塵・隙間風・異物混入 対策用ブラシ」と、まさに求めていた言葉が書かれていたので、「これだ!」と思い、購入を決めました。

バーテックのブラシ「カラー・ドアドア」の効果 2点

Q)「カラー・ドアドア」を取り付けての効果はありましたか?

A)2つありました。

1. 防虫効果が上がったこと

アロエ製薬は定期的検査を行っています。ブラシを取り付けて以降の検査では、それ以前に比べるとあきらかに虫の数が減っていました。ブラシは隙間を塞ぐだけでなく、虫や塵をブラシ自体が食い止める働きもしています。目に見える効果が出たと喜んでいます。

2. ドアの開閉が楽になったこと

ドアと床の隙間にゴム板を取り付けていたときは、床とゴム板の摩擦でドアの開閉が重かったのですが、ブラシにしてからドアの開閉が楽になりました。人の出入りがスムーズになっただけでなく、資材の搬入や商品の搬出も楽になりました。

ブラシはドアと床の隙間からの異物混入防止に、大きな効果を発揮します。

「カラー・ドアドア」の改善要望点 2点

Q)「カラー・ドアドア」に改善を要望する点はありますか?

A)「カラー・ドアドア」の防虫やドアの開閉が楽になるといった効果には満足していますが、改善要望として強いて言えば2点上げられます。

1. 取り付け時のマニュアルがあれば

アロエ製薬ではブラシは長さ25mのブラシを二巻き、代理店を通して購入しました。
このブラシをアロエ製薬の社員3人がドアの長さに切り、ドアにビスでとめました。
カット方法については説明書きがありましたが、ブラシが床面に無理に押し付けられることなく、隙間もあけずに取り付けるのに、なんどか失敗を繰り返しました。慣れの問題もあったと思いますが、取り付け方法のしっかりしたマニュアルがあればよいのではないかと思っています。

2. 弱点の情報不足

アロエ製薬では、工場と外部とが接するドアも含めて、すべて緑色のブラシを取り付けました。
緑色を選んだのはアロエのイメージカラーだからです。しかし、取り付けた後に黒色のみが屋外対応であり緑色や他の4色のカラーブラシは屋内用であるという事がわかりました。
黒色以外の4色は紫外線の影響を受けやすいとの情報をバーテックより連絡をいただきました。
カタログをよく見ると「屋外用」と書かれているのは黒色だけなのですが、もっと明確に書いたほうが良いと思います。

今のところ、紫外線が当たっているブラシも、屋内に取り付けたブラシに比べて、劣化している様子はありません。営業の方も製品のアフターフォローについて気をつけてくださっているので、問題はないと思っています。

今後、バーテックに期待すること

Q)バーテックへの今後の期待があればお聞かせください。

A)アロエ製薬は、衛生という面でも終わりのない闘いを続けています。バーテックとは「カラー・ドアドア」でせっかくの縁ができたのですから、異物混入対策や衛生対策で、他社ではどのような対策をとっているのかといった情報をいれていただきたいし、新しい提案をしていただきたいと思っています。

お互いに情報交換、コミュニケーションを密にとって、Win-Winの関係を築いていけるように期待しています。

お忙しい中、ありがとうございました。

取材日時 2008年4月
取材・執筆 カスタマワイズ

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